令和六年四月二十日 所澤神明社へ参拝
翌、二十一日に行われる春季例祭、招魂社例祭での撮影に向けて様子を伺いに行ってきました。
ウール単衣着物に絽の袖なし羽織でしたが、少し汗ばむほど。
曇空ですが気温は二十五度超えていたようです。
令和六年四月二十日 所澤神明社へ参拝
翌、二十一日に行われる春季例祭、招魂社例祭での撮影に向けて様子を伺いに行ってきました。
ウール単衣着物に絽の袖なし羽織でしたが、少し汗ばむほど。
曇空ですが気温は二十五度超えていたようです。
整髪料は鬢付油を常用しています。
今回は自作の鬢付油を紹介いたします。
市販の某社鬢付油は固練りでも夏は気温が上がると緩みやすく、少しベタっとした感じがあります。
使われている材料の「何か」と私の頭皮との相性が良くないのか少々痒みが出やすい気がします。
そこで、私は木蝋と椿油で鬢付油を自作しています。
木蝋と椿油の割合は、木蝋7:椿油3 から 木蝋9:椿油1、の範囲で季節や髪の状態で変えています。
匂いは僅かに蝋の匂いがする程度。
短期間で使う分しか作らないので酸化の心配もありません。
材料の木蝋は大気に触れにくいようにラップでくるんでジップロックに入れて保存。
髪に付ける時は、両手の平で擦る摩擦熱ではゆるくすることはできないため、ドライヤーが必須となります。
鬢付油にドライヤーは変質(酸化)するので邪道という方がおられますが、某社の鬢付油は製造工程上で加熱し、さらに練りまくってるわけで…。
それで酸化しないのであれば酸化防止剤を添加していることになります。
ここまで言えばおわかりでしょう。
自作の鬢付油は固着すると乾いた感じでさらっとしていて、痒みも少ないです。
自作の鬢付油は棒状に固めたもののほか、スティックのりの空容器を利用して持ち歩きや旅先でも使いやすいようにしています。
普段、整髪料は鬢付油を常用しています。
季節や髪の状態、気分などにより、主に二種類を使い分けていますので紹介いたします。
まずは、島田商店さんのオーミ鬢付油です。
鬢付油というとお相撲さんの甘い匂いのものが知られていますが、あの匂いはバニラが使われていて昭和40年頃からのものです。
日本人の多くが日本髪・髷を結っていた頃の伝統的な香りではありません。
個人的にあの強烈な匂いは苦手で、特に公共の場では迷惑なだけだと思います。
島田商店さんからは無香料(僅かに香りがあります)の鬢付油も製造販売されていて、私はそれを購入していました。
硬さに種類があるのですが固練りを購入しています。
使い方は爪などで引掻くように削って手のひらに取り、両手のひらで擦り、摩擦熱で緩めながら髪に付け、さらに髪をしごきながら摩擦熱で伸ばしたり、櫛の歯の横に当てて削り髪をとかしながら伸ばします。
ただ、島田商店の固練りでも夏は気温が上がって緩みやすいのと少しベタっとした感じがあるので使うのは冬季のみにしています。
自作の鬢付油に比べ、ちょっと痒みが出やすい気がします。
酸化臭がしにくいことから酸化防止剤か何か入ってるのか、使われている材料の何かが私の頭皮の相性と合わないのかもしれません。
白いカスのようなもの(熱では溶けない)が出るのも不可解です。
手持ちのものを使い切ったあとは、全て自作の鬢付油に移行し、購入はしないつもりです。
次回は自作の鬢付油を紹介したいと思います。
お江戸は新宿、OMシステムプラザへ、吉住志穂さんの写真展を見に行ってきました。
平成二十年頃、某IT企業のWEBマガジンの仕事で一緒だったことがありました。
それ以来の交流で写真展やイベントなどでお会いすることがあります。
以前、とある忘年会で吉住さんに説教?喝?を入れられたことがありまして、当時の良い思い出です。
が、今日も喝を入れられて帰ってきました(^^ゞ
この日はまさか本人がいるとは思ってなくて。
もうちょと良い着物👘で行けば良かったです。
埼玉県所沢市 北野天神社 夜桜あかり
令和六年三月三十日、三十一日 特別催事
二日間、着物で照明の調整、撮影、案内など行っていました。
夜は撮影で動き回ることが多く、脚立の昇降があるため袴を着けました。
余興で髷を結っていました。
「お相撲さんですか?」と声をかけられたのは想定外で驚きました。
とんぼ玉作家の清水さんに撮影していただきました。ありがとうございます。
以前、「湯しゃん」について投稿しましたが、令和五年七月から、湯しゃんに変え、白髪染めを止め、整髪料を植物性の鬢付にするなど頭髪に関することを変えました。
それ以降、髪を伸ばしていたのですが、首元やおでこ周辺の毛が結い元の「根」の付近に届き始めたので総髪の髷を結ってみました。
纏めた状態で刷毛先で長さを整えているため、元結の根の部分付近の髪が一番短く、周囲になるほど長くなります。
普段は後ろで纏める総髪の「くわい髷」状態にしています。
刷毛先は木蝋と椿油で自作した整髪料(鬢付油)を使用しているため、まとまった形に保つことができます。
江戸時代以前の男性が身だしなみを整えるために所持していた「笄・こうがい」です。
時代物で良さそうなものを見つけて入手しました。
現代物で気に入った意匠のがあれば購入しようと思っていたのですが、安いだけでこれじゃない感なものが多くて。
時代物としては銘はなく価格は高いものではなかったのですが、彫金は高彫で銀と金着せの細かい細工が見事。
形状や様式から江戸中期から後期のもののようです。
それにしても江戸時代の人は頭を掻くために、こんな洒落たものを持ち歩いていたとは粋だなぁ。
八月初旬に購入しておいた本麻の足袋です。
届いてから一ヶ月以上経って、やっと開封しました。
徳島の「美津菱足袋株式会社」さんの本麻足袋。
表生地、裏生地とも薄手で涼しそう。
生地の肌触りはスルッとしていて柔らかです。
紺の色も好みの色。
思っていた以上に良さそうです。
実際の履き心地はまた今度。
久しぶりに神楽坂(東京都新宿区)へ行ってきました。
神楽坂はコロナ禍以前に戻ったのではないかと思うような人通り。
車両通行止め歩行者天国でした。
—–
神楽坂毘沙門天 善國寺で行われた「紺屋めぐり・染の王国新宿 染職人の感謝祭」
江戸小紋、江戸更紗、東京手描友禅、その他染め物など各工房それぞれ。
—–
反物買ってないのに、手ぬぐいをいただきました。
買い置きしておいた浴衣の反物を和裁士さんに仕立てていただきました。
いかにも古典的な枡の柄の浴衣なのですが、ばつ✕な模様が追加されたような意匠です。
ふらっとそのへん用・・・です。
この浴衣の反物の製販元は古典的な柄を元に手を加えたような意匠が多く好みの意匠が結構あるんです。
在庫限りのようですが、このシリーズもう一本くらいあってもよいな~
袖を通してみました。
浴衣なので角帯の結びを貝の口にしようとしたら、ん~~納得いかず。
貝の口って、年単位で結んでないかも。。。
というわけで片ばさみにしてみましたが、あまり使ったことがない角帯でいまいち締まりが悪い。
こういう浴衣に合う角帯って、返って難しい