毛織の着物が仕立て上がってきました

和裁士さんに仕立て依頼していた毛織の長着が仕上がってきました。

反幅の狭い(おそらく女性向け)反物なので裄に接ぎを入れていただいてます。

今回、江戸時代末期の写真などを参考にしつつ、衽の寸法を、現代の男物の一般的な仕立て寸法形式とは変えていただきました。
とはいえ、江戸時代末期の写真を測ったところでそんなに細かいことまではわからないわけで「何となくそう見える」程度からの想像をもとにしています。
通常より動きやすく裾さばきしやすくしています。

反物生地について...
あまり見たことがない細かい織模様が気に入って購入した反物でしたが、毛織にしては滑らかな風合いで、絹ほどではないですがさらっとするっと肌触りの良い生地。

軽くて薄手、少し透け感があります。
入手時のときにすでに証紙など織元を示すものがないのが残念。
この反物に準じた別の反物も見てみたかったです。


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伊勢崎銘仙の展示を見に行ってきました

令和七年三月九日

所沢市寿町の古民家『柿ノ木ノ下』さんで開催されていた伊勢崎銘仙の展示を見に行ってきました。

華やかで派手な色柄は、さすが銘仙という感じです。

銘仙は古着でも見かけることがありますが、自分で着る対象ではないです。

出展者の方に撮っていただきました。

最近体調悪く(持病)顔色が悪く写ってるのだろうと思っていたのですが、昼下がりの温かみあるお日様のお力により生きた色しておりました😊

細身の袴、時代劇『剣客商売』の秋山小兵衛風な格好で行きました。


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東京都新宿区中井駅周辺で行われている『染の小道』へ

令和七年二月二十二日 東京都新宿区 西武新宿線中井駅周辺で行われている『染の小道』に行ってきました。
毎年、楽しみにしている催事です。

今年は男着物な友人四人(一人は今回洋服)で散歩(徘徊)。

楽しくて写真を撮るのを忘れて数枚しか撮ってませんでした。

写真一

東京手描友禅作家 飯島武文さんの作品を撮ろうとしたけど風で舞うため友人に押さえてもらったら…
作品の前で友人が見得を切ってる写真になりました。

写真二

染の里おちあいさんの展示室
催事がないと入れない展示室なのですが、お気に入りの場所。
ここで布団敷いて反物たちの横で添い寝したいほどです。


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令和七年一月二十九日 友人に会う

令和七年一月二十九日

随筆家、ライターの友人に会いました。
昨年の五月以来の再会。

友人の好みは久留米絣の木綿着物に木綿の袴という旧制高校生、書生風、大正ロマン風といった姿ですが、体格のこともあって着物も袴もご自身の寸法に誂えたもので、普段着としているそうです。

今回は全身写真は撮ってないので伝わりにくいですが、日常着にしている事がよく分かるほど馴染んでいて、一時的な着物感やコスプレ感は無く「日本人が全員着物で生活していた頃の人」といった雰囲気です。

お会いした場所は東京都東久留米市、東久留米駅に近い『イーストエンドホワイト珈琲』で、たまに行くお店で雰囲気が隠れ家的で好み。
小型電子記録写真機しか持っていかなかったのですが「後ろ姿の美学」的な写真を撮影しました。

↓下は私です。


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令和七年一月二十二日 自撮り

令和七年一月二十二日 自撮り。
昼間は暖かかくて真綿紬の袷では少々汗ばむくらいでした。

髷は一月三日以来の結髪です。

外出から帰宅後、自宅で撮影。

帯に手を持っていくとお腹の出具合が目立たなくなる🤭

着物は紬(真綿系)、米沢紬の羽織。

配光は写真機の右に天井バウンス、目線の先にレフ板。


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梅宮神社へ参拝

令和七年正月三日は埼玉県狭山市の梅宮神社へ参詣。

着物は普段着と変わらないですが、お正月ということで白の半衿。
自転車に乗っていくため野袴(軽衫)を着けています。
江戸時代だったら馬でしょうか(^_^;)

出かけたときに知らない方にお願いして撮っていただくことはめったにないのですが、この時は別の参拝者にお願いして撮っていただきました。


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神棚のお掃除

自宅の神棚です。
お掃除して新しいお札に交換しました。
十二月三十日までに終わって…一安心。

これで大晦日を迎えられます。


榊は自宅で育てているものですが、今年はあまり成長していなくて枝も葉も小さいです。

※「一夜飾り」を避けるため12月30日までにお掃除やお札の交換、正月飾りなど正月を迎える準備をするのが良いとされています。
事情により30日までに準備できなかった場合は年が明けてから行うと良いとされています。
ただし、地域や家の習慣、しきたり等がある場合があります。


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着物のお尻部分の縫い糸が切れました

外出から帰りの電車、座席に座った瞬間にぶつぶつっとした感触をお尻に感じました。
あ!やってしまった!

着物のお尻部分の縫い糸が切れました。
電車を降りて確認したら15cm程度開いていました。
裏地は大丈夫そうです。

羽織で隠れてるし、すでに日没後で暗いので他の人にわかる状態でもないのでそのまま歩いて帰宅。

元々の縫い糸は木綿糸が使われていました。
その為、着物の生地側には全く傷みはありません。
(着物の良さですね~)

経年劣化なら着物全体の縫い糸が弱くなりますが、そういうわけでもなさそうです。
昨年、胴裏のお尻部分を和裁士さんに縫い直して頂いたばかりでしたが今度は表生地の縫い糸が切れてしまいました。
やはりお尻部分だけ圧力がかかって劣化していたことがわかります。

胴裏を直した時に表生地側も縫い直してもらっておけばよかったです。
(今後の教訓にします)

正絹の袷で、今の時期は着る頻度が多い着物なので和裁士さんにお願いせずに自分でなんとか縫い合わせました。

袷の着物(裏地のある着物)なので、表側から縫い合わせましたが素人にはなかなか難しかったです。

正絹でもちょっとしたことなら自分で直せるのは日常着に適した『紬』の良いところです。

 


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自主流行りな羽織紐の結び

最近自主流行りな羽織紐の結びです。

いちばん簡単な結び方なのですが、福沢諭吉さんの羽織紐の雰囲気を真似てみました。
若い頃に購入した使い込んでいる羽織紐を使っています。
柔らかく織られた、または使い込まれてくたびれた羽織紐でないと近い雰囲気になりにくいです。

房側と輪側との比率を1:1程度にして房側を垂れさせています。

もう少し長い羽織紐が良さそうなのですが、現代の羽織紐は短いものが多いです。

なんてことのない、気取らない日常感のある雰囲気でとても良いのです。

 


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新宿区染色協議会の『染職人の感謝祭』へ

お江戸神楽坂、毘沙門天さんで行われていた新宿区染色協議会の『染職人の感謝祭』へ行ってきました。

今回は「染めの里おちあい(二葉苑)」さんで知り合った男着物な方と現地でお会いしまして、四年ぶりの再会。

気温は二十度を超える予報でしたので袷の着物はやめて単衣の毛織着物に袷の羽織でしたが少し歩くと汗ばむほどでした。

門の内側では新宿区染色協議会さん独自意匠の小物販売。

昨年、地色が白のトートを購入しましたがお気に入りで使っています。
今年は紺色(濃紺)のを購入しました。

毎年、来場者に配られている手ぬぐい。
今年は紺色でした。

新宿区染色協議会

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