冬山シーズン入り

12月9、10日に足慣らしのため遠見尾根へ友人のguonb氏と入山。
guonb氏は初めての冬山である。

入山したのは、9日の15時ごろ。

通常は冬山では15時頃には幕営の準備をはじめないと、すぐに暗くなってしまうわけだが、我々はアプローチ(交通)の関係で入山が15時ごろとなってしまった。

アルプス平に立ったものの、白馬五竜でオープンしているゲレンデはアルプス平のみ。
スキーヤー、ボーダーは必然的に集中するわけで、アルプス第1のリフト乗り場には行列が...
ゲレンデを歩いて上っていく事にしたが、いきなり汗が吹き出す。guonb氏と二人で暑い暑い言いながらの登り。とても冬山とは思えない暖かさで、当初から暖冬といわれている事を歩いて数分で実感する事となった。

地蔵の頭から先は、山をやる人のみの領域なわけだが、右側から回り込んで地蔵の沼(どう見ても地蔵の風呂桶程度の水溜り)へ向かう事に。
しかし、トレースが無く場所によっては腰までのラッセルを強いられ、地蔵の頭自然園のど真ん中で日没時間を迎えてしまった。

結局、地蔵の頭自然園にテントを張ることになってしまったが、これはこれで我々以外、誰もおらず静かで良い。
時間と共に、どんどん暗くなっていくので急いで雪を踏んで整地、テントを張る。

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翌日撮影したテントサイト。

guonb氏と会話が進み長い夜がふけて行く。
夜半過ぎまで降雪で雪がテントを叩く音がしていた。

つづく・・・

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撮影:PENTAX K10D / FA24-90mm F3.5-4.5 AL

ラボまで・・・

依頼の頂いているプリントが仕上がったとの事で検品しに新宿のラボへ行って来ました。
残念ながら、受け入れられるクオリティではなく焼き直し。

ってことで、ちょっと寄り道・・・

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PENTAX Optio 555

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PENTAX Optio 555

10℃かぁ、新宿は暖かいなぁ~

お散歩

白馬ではジャンジャン雪が降っているという情報を聞きながらも、東京は乾いた冬晴れ。
イチョウの木が見頃の某神社へお散歩。

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撮影:PENTAX K10D / FA★28-70mm F2.8 AL

イルミネーション撮ってみた

新宿のプロラボへプリントの依頼を出しに行った後、三井ビルのペンタックスフォーラムに行ってきました。
なじみの方に、K10Dについての問題点と、疑問点を伝え、後日回答を頂く事に。

外に出ると、すでに暗くなりイルミネーションが目に飛び込んできます。

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PENTAX K10D / FA★28-70mm F2.8 AL

三井ビルのイルミネーション、去年はなかったスノーマン。

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PENTAX K10D / FA★28-70mm F2.8 AL

下は野村ビルのイルミネーションです。

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PENTAX K10D / FA★28-70mm F2.8 AL

掲載した写真のシャッタースピードは全て1/15秒以下(野村ビルの写真は1/6)で、手撮りです。
手ブレ補正機能をONにしていますが、確かに効果はあるようです。

K10D届いた

PENTAXから今日発売されたデジタル一眼レフ、K10Dが予定通り届きました。

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まだ撮影らしい撮影はしていないのだが、ちょっと構えてみると*istDのホールディング感とはかなり違う。*istDになれた私の手ではK10Dは疲れる。
まぁ、慣れれば気にならなくなるだろう。(慣れないようならボディをヤスリで削っちゃう!?)

一言で言えば、出来の良いカメラ。
某カメラ屋の予約で4ヶ月待ちとアナウンスされているのもうなずける。

*istDから比べると、かなり多機能になっているので、ちょっとお勉強しないとね。

ファインダースクリーンを入れ替え

PENTAX *istD のファインダースクリーンを購入、入れ替えてみました。

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左側がデジタル一眼レフ*istDのスクリーン、右が35mm判のLX、Z-1P用のスクリーンで、撮像素子の小さい*istDのスクリーンはチッチャィ!

以前から中判、35mm判一眼レフなど、スクリーンが交換できるタイプのカメラは、分割ラインの入ったマットスクリーンにしていたが、*istDは今まで交換していなかった。
すでに、生産中止となった*istDのアクセサリーは手に入りにくくなってくるかも、ってことで、今更ながらやっと購入。

とりあえず、私の*istDとしては最終型として完成しました。
これで心おきなくデジタルはK10Dへ主力をバトンタッチできます。

アオゾラ

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PENTAX *ist D / FA20-35mm F4 AL

東京都内の某所にて。
アオゾラを仰ぐのはキモチィ~!

コウサク

先日、清掃していたレンズは『Meyer-Optik Gorlitz Telemegor 5.5/180』。
ところが、このレンズ、マウント部がテーパー状になっていて、PENTAX純正の『マウントアダプターK』を使ってPENTAXのボディに取り付けようとしても、フランジ部分の幅がせまい為に、アダプターのロックスプリング部分のキリカキ部分に隙間ができてしまって、外光が入り込んでしまいます。

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『Meyer-Optik Gorlitz Telemegor 5.5/180』のマウント部

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アダプターのロックピン部分のキリカキ

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「PENTAX LX」 にマウントアダプターKを使って取り付けたところ

また、ボディのフランジにレンズマウントが密着しない為にガタもありこのままでは使えない。

ところが、このテーパー部分はデザインカバーみたいなもので、簡単にはずせるんです。
そこで、「テーパーじゃない・・・」リングを自作する事にしました。
っで、作ったのがこれ↓
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夜になってから、ウィーンウィーン(モーター音)、シァーシァー(切削音)とアルミ材を旋盤で切削加工。
精度は厚さで8.09±0.01以内になっている。

取り付けてみるとこんな感じ↓
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マウントアダプターKのロックスプリングははずしてしまいました。
今回作ったリングにロックピンが掛かる部分を追加工すれば完璧です!

さっそく、LXに取り付けてみると・・・
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ガタも無く、もちろん外光の入り込みも無し。
これで、やっとテスト撮影ができるようになります。

ふ~...

ポジの整理

今日は一日、秋に撮影した6×7判のポジの整理を行っていました。

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チェックしたスリーブの本数は40本ほど。
今回ストックしたのは48枚。
私の場合は、自分で決めたある一定以上のコマはストックするようにしているが、ここから、さらに作品として発表できるのはおそらく5~6枚程度だろうか。

最近は、ストックしておいてもほとんど使う事の無いコマは、やはり時間が経って見直しても使う事の無いものが多い。
以前は、1~2年後に見直してみると良かったりする事もあったが、「自分の作品はこうだ」というものを持っている最近は時間が経っても変らなくなった。

撮影対象風景に対する「感動」と、撮影している時の「想い」、この二つの要素のインターセプトされた部分に仕上がったポジが重なった時、作品になると考えている。

レンズのお掃除

今日は最近購入した古~いレンズを、分解して清掃。

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カビの発生痕があるので、もう少し綺麗にならないかとトライしてみたが、さほど綺麗にはならず。
絞りの羽も一枚一枚バラバラに分解して超音波洗浄機で洗浄。
分解する時に羽で指を切ってしまった。

レンズは2つにユニット化されていて、鏡胴本体の作りはシンプルな機構。
しかし、アイリス絞りの組み立てではまる事に。
ピンセットで一枚ずつ慎重に位置合わせしていくわけですが、低スタッド側は簡単、しかし高スタッドを制御リングの溝に入れていくのは15枚もあると大変!
何度も「枚数減らしちゃおうか???」って思ったのですが、減らすと変な形になっちゃうからへらすわけにもいかないんだけどね。
バラすのは簡単だったのにぃ...

まぁ、なんとか組みあがって美しい円形絞りが完成!

壊さなくてよかったぁ~。