所澤神明社の紅葉。
色づいた葉は、夕方、少し日が落ちかけた温かみのある光と斜光によって一層鮮やかとなるわけですが、この冬は、晴れていても雲が出やすいようでなかなか…。この日も、やはり夕方は西の空に雲が多く。
今年は、比較的、欅の黄葉がきれいなように思いますが、気のせいでしょうか。。。
撮影地:埼玉県所沢市 所澤神明社
撮影日:平成二十八年十二月一日
平成二十八年十一月四日の夕方、新宿発の高速バスに乗り白馬村神城へ。
今回は前後の予定の関係で、大町での用事と額装作品の納品、打ち合わせで、白馬村で一泊はするものの撮影時間はあまりなく短い滞在時間となりました。
神城駅の周辺で一時間ほどの撮影。
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写真1)紅葉と冠雪した小遠見山
三日から四日朝方にかけて降った雪は標高1500m付近まで積もったようでした。
写真3)紅葉の尾根と冠雪した山
天狗岳(左)、小遠見山(右)は冠雪しています。里は秋、山は冬の様子。
お昼頃ですが、まだ北西から流れてくる雲が残っているようでした。
写真5)飯田神明社の御神木
短い滞在でしたが、鎮守さまにご挨拶して帰ります。
撮影地:長野県北安曇郡白馬村神城飯田
撮影日:平成二十八年十一月四日
アルプス平の標高1500mから地蔵の頭周辺の1600m付近は白馬五竜高山植物園が広がり遊歩道が整備されています。
高山植物園の花々と同時に人の手が入っていない自然林の縁地の様子をスニーカーで楽しむことができます。
写真1)湿地帯の中に大きな岩で散策道が組まれている場所があります。
滑らないように左膝の動きに注意しながら岩道を歩いてゆきまして撮影。しかしこの撮影中に叩きつけるような大雨が降ってきまして、近くのリフトの駅の台の下に一時退避することに。
写真2)足元の紅葉
ちょっと葉先が傷んでしまってるのが残念なのですが、可愛いので撮ってみました。
写真3)霧の時にも撮ったミネカエデですが…
霧が晴れると雨濡れと相まってそれなりに鮮やかです。
写真4)ブナの横葉
高山植物園周囲は山地帯から亜高山にかけての植物で囲まれています。
写真5)ウラジロナナカマド
葉の裏が白いのでウラジロナナカマドと思いますが、葉が残っていました。
色付き悪く日差しもなくです。抑え気味に静かな雰囲気に…。
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撮影地:長野県北安曇郡白馬村神城 白馬五竜高山植物園、アルプス平
撮影日:平成二十八年十月九日、十日、十一日
秋の白馬五竜での撮影行の続き。
今年は撮影に来るたびに悪天候ばかりでしたので、今回は「ビショビショ雨でもゴーゴー風でもニコニコ撮影を」ということで。
写真1)白い世界へ・・・雪じゃないよ霧だよ
アルプス平へ向かう、白馬五竜テレキャビンから。
前の支柱が見えてないです。この先はどこへ繋がっている???的な画。
写真2)ミネカエデの紅葉
霧に包まれて葉が濡れ、柔らかな雰囲気になります。
霧は少しずつ流れていまして、上空は時折太陽の位置がわかるほどであることから、山に纏った霧なのでしょう。
霧の動きを見つつ霧に霞む太陽からの照度を見ながら撮影します。
写真3)ブナとミネカエデの黄葉
こちらも霧の動きと見え隠れする霞んだ太陽からの照度を見ながらの撮影。
黄色く黄葉しているのはほとんどがミネカエデで、ブナは緑色から黄緑色が多く黄葉し始めた程度です。
岳樺が多い遠見尾根に長年通っているせいでしょうか、どうしても美しい黄色を求めたくなってしまいます。
写真4)霧の中のフジアザミ
白馬五竜高山植物園のフジアザミですが、見頃でもありつつちょっと過ぎくらいでした。秋に入って花が減ってゆく時期ですが、霧の中に大柄な花は堂々とした貫禄でした。
今年は、例年なら赤く紅葉する樹々が黄色までで枯れて散ってしまう事が多いようです。
秋に入って長雨が続き日照が少ないためだと思いますが、太陽の恵み、影響はそれだけ大きいことを実感します。
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撮影地:長野県北安曇郡白馬村神城 白馬五竜高山植物園、アルプス平
撮影日:平成二十八年十月九日、十日
平成28年10月9日、雨の中、白馬五竜高山植物園、アルプス平付近を散策しながら撮影をしました。
ナナカマドの紅葉は、ほとんどの葉が散っていて終わっていました。赤い実だけが総生りに残っています。
このナナカマドの実、前に一度口にしたことがあるのですが、渋いというか苦いというか、はっきり言って不味いです。
加熱処理することで食べられるそうですが、それでも遠慮したいかも…(^_^;)
中の種子はアルカロイドが含まれていて有毒だそうです。
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時折、ゴーという嫌な音とともに強風が吹き、日が出たかと思うとザーッと雨が降ってきたりで荒れた天候模様でした。
樹々は強風で揺れまくり、なかなか思うように撮ることができず。
ナナカマドの実に付く滴を被写体に・・・と思へど、ひと風強風が吹けばどこかに飛んでいってしまいます。
今年は撮影に来るたびに悪天候ばかりでなかなか作品が撮れていないのです。
今回はビショビショ雨でもゴーゴー風でも平然とニコニコ撮影のつもりで…。
撮影地:長野県北安曇郡白馬村神城 白馬五竜高山植物園、アルプス平
撮影日:平成二十八年十月八日
平成二十八年九月十日から十三日まで写真展での最終のご案内と撤収作業に合わせ白馬五竜に滞在していました。
前もっての天候予報で天候は良くない事はわかっていましたが、もともと雨男ですから、諦めずに撮影準備はしていきます。
九月十一日、日没を迎えたアルプス平ではやはり雲だらけ。
ですが、時折見せる五竜岳の姿に撮影機会が得られることを祈りつつ・・・
太陽は雲の周りにできる彩雲、雲によって乱れた荒々しい「光環」を伴って降りてゆきました。
雲の形状から環のようにはなっていないのですが、一様の薄い雲ならば綺麗な輪になっていたかもしれませんね。
五竜岳G0峰あたりに沈んだ太陽の光は、大黒岳の周囲から光が漏れて水平に近い光線を放っていました。
光の向きによって薄明光線、その反対を反薄明光線と呼びますが、水平の場合はどちらになるのだろうか???
撮影地:遠見尾根、アルプス平(長野県北安曇郡白馬村神城)
撮影日:平成二十八年九月十一日