秋の白馬五竜での撮影行の続き。
前回の記事で少しフジアザミを紹介しましたが、そのまま引き続きフジアザミの写真を投稿。
写真1)フジアザミ

少し寄って見ると、花は針のようですが色の変わり目に節のようなものがあるんですね~
写真2)フジアザミにしずく

絞りを開け、露出を明るめに。風で常に花が揺れているので、ピントが難しい。
しずくが落ちないよう願いながらの撮影。
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撮影地:長野県北安曇郡白馬村神城 白馬五竜高山植物園、アルプス平
撮影日:平成二十八年十月九日、十日
秋の白馬五竜での撮影行の続き。
今年は撮影に来るたびに悪天候ばかりでしたので、今回は「ビショビショ雨でもゴーゴー風でもニコニコ撮影を」ということで。
写真1)白い世界へ・・・雪じゃないよ霧だよ

アルプス平へ向かう、白馬五竜テレキャビンから。
前の支柱が見えてないです。この先はどこへ繋がっている???的な画。
写真2)ミネカエデの紅葉

霧に包まれて葉が濡れ、柔らかな雰囲気になります。
霧は少しずつ流れていまして、上空は時折太陽の位置がわかるほどであることから、山に纏った霧なのでしょう。
霧の動きを見つつ霧に霞む太陽からの照度を見ながら撮影します。
写真3)ブナとミネカエデの黄葉

こちらも霧の動きと見え隠れする霞んだ太陽からの照度を見ながらの撮影。
黄色く黄葉しているのはほとんどがミネカエデで、ブナは緑色から黄緑色が多く黄葉し始めた程度です。
岳樺が多い遠見尾根に長年通っているせいでしょうか、どうしても美しい黄色を求めたくなってしまいます。
写真4)霧の中のフジアザミ

白馬五竜高山植物園のフジアザミですが、見頃でもありつつちょっと過ぎくらいでした。秋に入って花が減ってゆく時期ですが、霧の中に大柄な花は堂々とした貫禄でした。
今年は、例年なら赤く紅葉する樹々が黄色までで枯れて散ってしまう事が多いようです。
秋に入って長雨が続き日照が少ないためだと思いますが、太陽の恵み、影響はそれだけ大きいことを実感します。
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撮影地:長野県北安曇郡白馬村神城 白馬五竜高山植物園、アルプス平
撮影日:平成二十八年十月九日、十日
平成28年10月9日、雨の中、白馬五竜高山植物園、アルプス平付近を散策しながら撮影をしました。
ナナカマドの紅葉は、ほとんどの葉が散っていて終わっていました。赤い実だけが総生りに残っています。
このナナカマドの実、前に一度口にしたことがあるのですが、渋いというか苦いというか、はっきり言って不味いです。
加熱処理することで食べられるそうですが、それでも遠慮したいかも…(^_^;)
中の種子はアルカロイドが含まれていて有毒だそうです。
※写真はクリックまたはタップすると少しだけ拡大表示できます。
時折、ゴーという嫌な音とともに強風が吹き、日が出たかと思うとザーッと雨が降ってきたりで荒れた天候模様でした。
樹々は強風で揺れまくり、なかなか思うように撮ることができず。
ナナカマドの実に付く滴を被写体に・・・と思へど、ひと風強風が吹けばどこかに飛んでいってしまいます。
今年は撮影に来るたびに悪天候ばかりでなかなか作品が撮れていないのです。
今回はビショビショ雨でもゴーゴー風でも平然とニコニコ撮影のつもりで…。
撮影地:長野県北安曇郡白馬村神城 白馬五竜高山植物園、アルプス平
撮影日:平成二十八年十月八日
平成28年10月7日夕方のバスで白馬村神城へ向かいました。
本当は4日からの予定だったのを台風の接近により7日に変更したのですが、例外なく今回も雨模様。
里のお宿さんに泊まり、8日の朝は激しい雨音で起きました。

部屋の中から窓越しに雨を撮影してみました。
ピントの合っている場所に降ってきている雨の数を見ればどれほど激しい雨かがわかるかな。
よく泊まるお宿さんなのですが、女将さんの趣味で毎回来るたびに小物が変っていて、それを見つけるたびに写真を撮って楽しんでいます。今回は置物ではなく飛び道具???
照明に細かい模様が描かれた卵殻がぶら下がっていました。
撮影地:長野県北安曇郡白馬村神城飯田
撮影日:平成二十八年十月八日
平成二十八年九月十九日
長野県北安曇郡白馬村神城 飯田神明社の秋季例祭に行ってきました。
※写真はクリックまたはタップすると少しだけ拡大表示できます。
秋雨前線や台風の接近で雨ばかりの日が続く中のお祭りでしたが、お祭りの時間だけ雨が止みました。
篳篥の生演奏が響くなか、厳かに行われる神事。
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二日後の九月二十一日、帰りのバス乗車前にご挨拶。
神城駅やバス停から近いのです。
お祭りの直後は、静かになった境内、榊や注連縄、紙垂などが綺麗ですから撮影するようにしています。
天候悪くどんよりとした曇空ですが、このときしか撮れませんので。
今回は雨で濡れていたためでしょうか、まだ幟が上がっていました。
撮影していて気がついたのですが、幟が修繕されて綺麗になっていました。
撮影させていただきましたことに感謝いたします。ありがとうございました。
撮影地:長野県北安曇郡白馬村 飯田神明社
撮影日:平成二十八年九月十九日、二十一日
平成二十八年九月十日から十三日まで写真展での最終のご案内と撤収作業に合わせ白馬五竜に滞在していました。
前もっての天候予報で天候は良くない事はわかっていましたが、もともと雨男ですから、諦めずに撮影準備はしていきます。
九月十一日、日没を迎えたアルプス平ではやはり雲だらけ。
ですが、時折見せる五竜岳の姿に撮影機会が得られることを祈りつつ・・・
太陽は雲の周りにできる彩雲、雲によって乱れた荒々しい「光環」を伴って降りてゆきました。
雲の形状から環のようにはなっていないのですが、一様の薄い雲ならば綺麗な輪になっていたかもしれませんね。
五竜岳G0峰あたりに沈んだ太陽の光は、大黒岳の周囲から光が漏れて水平に近い光線を放っていました。
光の向きによって薄明光線、その反対を反薄明光線と呼びますが、水平の場合はどちらになるのだろうか???
撮影地:遠見尾根、アルプス平(長野県北安曇郡白馬村神城)
撮影日:平成二十八年九月十一日
長野県白馬村、白馬五竜エスカルプラザで開催していた写真展が九月十二日に終了致しました。
今年はエスカルプラザでの写真展が始まって十五年の節目の年でしたが、地元紙の大糸タイムスさんに記事として取り上げて頂いたりしまして、多くの方にご来場頂きました。
ご来場いただきました方々、稚拙な作品をご覧頂きましてありがとうございました。
また、撮影などご協力いただきました方々、関係機関、応援いただきました方々にお礼申し上げます。
重金一正 写真展「五竜岳・遠見尾根」
期日:平成28年6月16日~9月12日
時間:8時30分~16時30分
場所:白馬五竜スキー場 エスカルプラザ
長野県北安曇郡白馬村神城 22184-10
重金 一正 写真展「五竜岳・遠見尾根」
現在、白馬五竜エスカルプラザにて写真展を行っております。
◆9月11日~12日、会場にいる予定です。
作品の説明や撮影時の様子について、五竜岳や遠見尾根についてなどお話致します。
また、作品のご購入などについてのご相談もお気軽にどうぞ。皆様お待ちしています。
※9月13日に撤収となります。
ただし、滞在期間中は、撮影や打ち合わせ、食事などにより会場を留守にする場合があります。
留守の場合は、一階のカウンターでお尋ねください。
面会をご希望の方は、メールやTEL(ご存知の方のみ)、また「お問合せ」から連絡いただくか、SNS(Facebook、Skype)などから前もって連絡を頂けますと確実です。
重金一正 写真展「五竜岳・遠見尾根」
期日:平成28年6月16日~9月12日
時間:8時30分~16時30分
場所:白馬五竜スキー場 エスカルプラザ
長野県北安曇郡白馬村神城 22184-10