白馬五竜に滞在 アルプス平の夕空

写真展の準備のため平成二十九年六月月二十二日から二十五日まで白馬五竜に滞在していました。

アルプス平から撮影した夕方の空。

五竜岳と夕雲

 

五竜岳と夕空

 

唐松岳、白馬三山と夕空

白馬三山と逢魔が時の空

 

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撮影地:長野県北安曇郡白馬村 白馬五竜 アルプス平
撮影日:平成二十九年六月二十二日
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白馬五竜アルプス平の色付き

アルプス平の標高1500mから地蔵の頭周辺の1600m付近は白馬五竜高山植物園が広がり遊歩道が整備されています。
高山植物園の花々と同時に人の手が入っていない自然林の縁地の様子をスニーカーで楽しむことができます。

写真1)湿地帯の中に大きな岩で散策道が組まれている場所があります。
d20161009-167
滑らないように左膝の動きに注意しながら岩道を歩いてゆきまして撮影。しかしこの撮影中に叩きつけるような大雨が降ってきまして、近くのリフトの駅の台の下に一時退避することに。

写真2)足元の紅葉
d20161009-200
ちょっと葉先が傷んでしまってるのが残念なのですが、可愛いので撮ってみました。

写真3)霧の時にも撮ったミネカエデですが…
d20161010-023
霧が晴れると雨濡れと相まってそれなりに鮮やかです。

写真4)ブナの横葉
d20161010-052
高山植物園周囲は山地帯から亜高山にかけての植物で囲まれています。

写真5)ウラジロナナカマド
d20161011-022
葉の裏が白いのでウラジロナナカマドと思いますが、葉が残っていました。
色付き悪く日差しもなくです。抑え気味に静かな雰囲気に…。

万葉集から…

十月 鍾礼尓相有 黄葉乃 吹者将落 風之随

かむなづき 時雨にあへる 黄葉の 吹かば散りなむ 風のまにまに

作者:大伴池主


撮影地:長野県北安曇郡白馬村神城 白馬五竜高山植物園、アルプス平
撮影日:平成二十八年十月九日、十日、十一日


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フジアザミ 白馬五竜高山植物園

秋の白馬五竜での撮影行の続き。
前回の記事で少しフジアザミを紹介しましたが、そのまま引き続きフジアザミの写真を投稿。

写真1)フジアザミ
d20161009-252
少し寄って見ると、花は針のようですが色の変わり目に節のようなものがあるんですね~

写真2)フジアザミにしずく
d20161010-102
絞りを開け、露出を明るめに。風で常に花が揺れているので、ピントが難しい。
しずくが落ちないよう願いながらの撮影。

こちらは昨日投稿したフジアザミの写真
d20161009-225

 


撮影地:長野県北安曇郡白馬村神城 白馬五竜高山植物園、アルプス平
撮影日:平成二十八年十月九日、十日


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アルプス平 霧の中で

秋の白馬五竜での撮影行の続き。
今年は撮影に来るたびに悪天候ばかりでしたので、今回は「ビショビショ雨でもゴーゴー風でもニコニコ撮影を」ということで。

写真1)白い世界へ・・・雪じゃないよ霧だよ
d20161009-302
アルプス平へ向かう、白馬五竜テレキャビンから。
前の支柱が見えてないです。この先はどこへ繋がっている???的な画。

写真2)ミネカエデの紅葉
d20161010-032
霧に包まれて葉が濡れ、柔らかな雰囲気になります。
霧は少しずつ流れていまして、上空は時折太陽の位置がわかるほどであることから、山に纏った霧なのでしょう。
霧の動きを見つつ霧に霞む太陽からの照度を見ながら撮影します。

写真3)ブナとミネカエデの黄葉
d20161010-043
こちらも霧の動きと見え隠れする霞んだ太陽からの照度を見ながらの撮影。
黄色く黄葉しているのはほとんどがミネカエデで、ブナは緑色から黄緑色が多く黄葉し始めた程度です。
岳樺が多い遠見尾根に長年通っているせいでしょうか、どうしても美しい黄色を求めたくなってしまいます。

 

写真4)霧の中のフジアザミ
d20161009-225
白馬五竜高山植物園のフジアザミですが、見頃でもありつつちょっと過ぎくらいでした。秋に入って花が減ってゆく時期ですが、霧の中に大柄な花は堂々とした貫禄でした。

今年は、例年なら赤く紅葉する樹々が黄色までで枯れて散ってしまう事が多いようです。
秋に入って長雨が続き日照が少ないためだと思いますが、太陽の恵み、影響はそれだけ大きいことを実感します。


撮影地:長野県北安曇郡白馬村神城 白馬五竜高山植物園、アルプス平
撮影日:平成二十八年十月九日、十日

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ナナカマドの実

平成28年10月9日、雨の中、白馬五竜高山植物園、アルプス平付近を散策しながら撮影をしました。

ナナカマドの紅葉は、ほとんどの葉が散っていて終わっていました。赤い実だけが総生りに残っています。

このナナカマドの実、前に一度口にしたことがあるのですが、渋いというか苦いというか、はっきり言って不味いです。
加熱処理することで食べられるそうですが、それでも遠慮したいかも…(^_^;)
中の種子はアルカロイドが含まれていて有毒だそうです。

※写真はクリックまたはタップすると少しだけ拡大表示できます。

写真1)ナナカマドの実
d20161009-053

時折、ゴーという嫌な音とともに強風が吹き、日が出たかと思うとザーッと雨が降ってきたりで荒れた天候模様でした。

樹々は強風で揺れまくり、なかなか思うように撮ることができず。

写真2)葉がほとんど落ちて実だけが残るナナカマドd20161009-082

ナナカマドの実に付く滴を被写体に・・・と思へど、ひと風強風が吹けばどこかに飛んでいってしまいます。

今年は撮影に来るたびに悪天候ばかりでなかなか作品が撮れていないのです。
今回はビショビショ雨でもゴーゴー風でも平然とニコニコ撮影のつもりで…。

 

撮影地:長野県北安曇郡白馬村神城 白馬五竜高山植物園、アルプス平
撮影日:平成二十八年十月八日

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五竜岳に沈む夕日

平成二十八年九月十日から十三日まで写真展での最終のご案内と撤収作業に合わせ白馬五竜に滞在していました。
前もっての天候予報で天候は良くない事はわかっていましたが、もともと雨男ですから、諦めずに撮影準備はしていきます。

九月十一日、日没を迎えたアルプス平ではやはり雲だらけ。
ですが、時折見せる五竜岳の姿に撮影機会が得られることを祈りつつ・・・

五竜岳 ©重金一正

太陽は雲の周りにできる彩雲、雲によって乱れた荒々しい「光環」を伴って降りてゆきました。
雲の形状から環のようにはなっていないのですが、一様の薄い雲ならば綺麗な輪になっていたかもしれませんね。

大黒岳 ©重金一正

五竜岳G0峰あたりに沈んだ太陽の光は、大黒岳の周囲から光が漏れて水平に近い光線を放っていました。
光の向きによって薄明光線、その反対を反薄明光線と呼びますが、水平の場合はどちらになるのだろうか???

撮影地:遠見尾根、アルプス平(長野県北安曇郡白馬村神城)
撮影日:平成二十八年九月十一日

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写真展終了しました

長野県白馬村、白馬五竜エスカルプラザで開催していた写真展が九月十二日に終了致しました。

今年はエスカルプラザでの写真展が始まって十五年の節目の年でしたが、地元紙の大糸タイムスさんに記事として取り上げて頂いたりしまして、多くの方にご来場頂きました。

重金一正 写真展「五竜岳・遠見尾根」

ご来場いただきました方々、稚拙な作品をご覧頂きましてありがとうございました。

また、撮影などご協力いただきました方々、関係機関、応援いただきました方々にお礼申し上げます。

 

重金一正 写真展「五竜岳・遠見尾根」
期日:平成28年6月16日~9月12日
時間:8時30分~16時30分
場所:白馬五竜スキー場 エスカルプラザ
長野県北安曇郡白馬村神城 22184-10

 

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コオニユリ(夜間撮影)

コオニユリの夜花。夜間撮影です。
闇の中、LEDライトを植物たちに向けながら歩くと、その光の先に鮮やかな橙色の花が目に入った。
長野県白馬村 アルプス平 白馬五竜高山植物園にて。
d20160814-325

撮影地:長野県北安曇郡白馬村 アルプス平
撮影日:平成二十八年八月十四日

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ヤマハハコ(夜間撮影)

ヤマハハコの夜花。夜間撮影です。
白い花と緑青色の葉、夜に合う花だなぁと思いながら。。。
長野県白馬村 アルプス平 白馬五竜高山植物園にて。

d20160815-075

撮影地:長野県北安曇郡白馬村 アルプス平
撮影日:平成二十八年八月十五日

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