令和六年七月二十七日、東京は新宿の染工房、染の里おちあい(二葉苑)さん
二十時までのちょっとしたイベント夜営業へ行ってきました。
リモコンで撮影しました。
こういう写真はやはり女性の浴衣の方が画になりますね。
二葉苑さんは着物関係では一番の行きつけ場所です。
落ち着くんですよ~。
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作務衣を作っていただきました。
ウールの着物反物を使い、仕立ては洋裁の方によるミシン仕立てです。
着物と同じように肩山で生地を折り返し、背中心に背縫いがあります。
さらに衽もあります。
ウールの作務衣って市販品では見かけないんですよね。
市販の作務衣は前身頃から後身頃へ生地が繋がって肩で折り返されてなく、背縫いも衽も無いものがほとんどで、もはや和服の一種と呼べるようなものではないのではないかと思うことがあります。
なるべく着物に寄せつつ縫製は洋裁ミシンで・・・
と、いう私の強烈な圧力😅を受け入れて頂き所沢市にある『Rabirabi Handmadecafe』さんに試作として仕立てていただきました。
良い出来でしょ~、良いでしょ良いでしょ😆
良い感じに仕立て上がったので『Rabirabi Handmadecafe』さんの作品として紹介させていただきましたが、今のところお仕立ては受注されていません。
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下駄の底ゴムのお話。
下駄には接地面にゴムを貼っています。
膝の手術後、古傷の関係で膝への負担からしばらく下駄を避けていました。
しかし、やはり雨の日に下駄は必要不可欠ということで、膝の負担を和らげるために緩衝材として「近藤」の底ゴムを貼って使っています。
理学療法士さんから平衡良く歩くように言われていることもあります。
ゴムの山が無くなると、剥がして(やすりで削り取る)張り替えます。
自分の膝に対する緩衝のほか…
下駄歯に小石が食い込まないので、写真展の会場や美術館には床を気にせず入りやすくなります。
近藤の底ゴムは色が下駄に似ているので目立たないのと、薄いので歩き方で多少はカランコロン音を立てる事ができます。
木目でわかると思いますが、台と歯が一体で削り出された連歯下駄なので大事に履いてます。
ちなみに下駄専用の三平ゴムは厚みがあり過ぎて、つま先が地面に当たるくらい前に傾くと角度が強くて危ないし、下駄らしい音が全くしないので❌️。
三平ゴムはすり減った下駄に貼るには良いかもしれません。
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汚い顔晒すのどうかとも思いますが、、
せっかく髷を結ったので自撮り。
後ろ姿の撮影にこだわりがあるので自分の顔を撮るのは久しぶりです。
※自撮りと言ってもスマホで画面見ながら撮影の話ではありません。
着物は少し光沢感のある米沢の紺色無地、正絹紬。
この写真の雰囲気を前提に着物を選んでいます。
生地に程よい光沢があることで皺の陰影が良い感じになります。
江戸時代のような雰囲気に、または時代劇風にこうこうこういう雰囲気で…と考えて撮るのですが、なにしろ被写体が私なのでなかなか画にならないです。
今回はモノクロよりカラーのほうが蝋燭の雰囲気が出るのでカラーのままにしました。
画面に写っているのは和蝋燭、実際の配光は和蝋燭の色温度に近いLED照明、デフューザー(発光面を工夫)を使用しています。
「羽織をたたむ」なんて表題にしましたが、ただただ たたむだけです。
羽織をたたんでいるところをYouTubeに投稿してみましたので興味ある方はどうぞ。
何かと重宝する黒系墨色の紬羽織。(実際の色より明るく映っています)
袷を着る時期はいつでも着られるよう、ほぼ部屋に出しっぱなしでした。
五月も下旬になり、夜でも十五度を下回る日がなくなってきたのでたたんでしまうことに。
羽織は黒系、紺系、濃い茶色系など濃く暗めの物が多いです。
写真展などの展示会に行くときは、特にこういった無地の黒系や紺系、濃い茶色系で行くことが多いです。
そのことの理由についてはまた今度。
毛織物単衣の着物、そろそろ暑くて着る日はないだろうと洗濯しました。
鉢用カゴトレーと衣装ケースを使った独自の洗い方です。
かごトレー、鉢トレー、育苗ケース、育苗トレー、などと呼ばれていて、花卉農家さんや花屋さんなど鉢ものを運搬するときに使われるものですが、鉢ごとに穴があるものではなく四角い籠状のものを使います。
『鉢用かごトレー』で検索すると出てきます。
似たようなものなら何でも良いと思います。
お湯の温度は40℃ちょっと。
今季は着る頻度が多かったので二回洗いますが、洗剤は一回目の洗いで石鹸水を使って短時間で洗い、その後二回目に中性洗剤で洗います。
この順番は大事!
着る頻度が少なくて、それほど汗などで汚れているわけではない時は中性洗剤だけで済ませています。
洗いは、洗剤溶液を入れた衣装ケースにかごトレーを入れ、上からもう一枚かごトレーを乗せ挟んだ状態で上下に動かして生地に洗剤溶液を通すように洗います。
揉んだり擦ったり、叩いたりしません。
軽く押す程度。
汗の汚れはこの程度で落ちます。
すすぎはしっかりとします。
浸けてのすすぎだけではなく、かならず水を通すようにして洗剤を流します。
毛織物なので柔軟剤を入れる方もおられるかもしれませんが、私の場合は皮膚に悪影響となる場合があるので使っていません。
籠状になっているのですすぎ水はそのまま落とせます。
絞るようなことはしないほうが良いです。
着物の生地は伸縮性のある生地ではないので、絞ると生地に変な癖がついたり縫い糸が切れるなど危険です。
洗濯機の脱水は、この毛織着物には使っています。
木綿、麻の着物の場合は脱水機は回転時間で数十秒程度、ザッザッザッザッザの音が小さくなり始めた頃に強制的に止めています。
干していると裾から少しポタポタ水が落ちる程度、そのくらいがシワを抑制しつつ程よい時間に乾きます。
天気の良い日に洗濯するのがよいですね~
毛織物なので、干してるときに多少シワがあっても勝手に消えます。
低温でアイロン使ってもよいですね。
◎注意
私の場合は、毛・綿・麻などは特定の職人さんや和裁士さんと直接話しをして、自宅洗濯前提で湯通し、湯のし、仕立てを行っていただいてます。
そのため、洗濯による伸縮や縫い糸の波打ちなどはありません。
※真似をして縮んだり縫い目が波打つなど不具合が生じても一切責任持ちません。
先日、髷を結いたいという方から連絡を頂きまして、とある公園でお会いして結髪を実演してきました。
全国には地毛で髷を結われている方は多くいるのですが、その髷の髪型はそれぞれです。
月代を剃って髷を結って生活しているような方もいます。
なぜ私だったのかお聞きしたところ、私の総髪髷のように結いたいという事でした。
総髪髷は結ってなければただの長髪ですし、いつでも洋髪にできます。
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撮っていただいた動画からの画像です。
横からの状態を見やすいように、三面鏡のように使いたくて100均で鏡を3つ買って持っていったのですが合わせるのが難しくて。
ほぼ手探りながらの結髪でした。
撮影していただいた動画を後に確認したところボサボサ。
自宅の三面鏡がいかに便利なものかを痛感いたしました。
雨の日の夜に着物で自撮り
※自撮りと言ってもスマホで画面見ながら撮影の話ではありません。
雨の日の夜、着物で撮影機材一式(写真機、三脚、ストロボ、照明用スタンド、レフ板、その他)を持ち歩き、現場で準備して自撮りできるのか…
という実験的な撮影。
当然機材は濡れないように工夫。特にストロボは雨に濡れないようにしないと危険(内部回路は高電圧)です。
配光の調整とか、自分の着物や姿勢、番傘の具合とか…
もうね、大変よ☔😅