髪油(鬢付け油)を作るのに必要な木蝋を入手

髪油を作るのに必要な原料の 木蝋 (白蝋・はぜ蝋 )を購入しました。
うっすらと木蝋の良い香りがします。

木蝋(白蝋・はぜ蝋)

今回は荒木はぜ蝋(株)製で、この会社、嘉永三年(西暦1850年)から木蝋を製造しているそうです。
江戸時代から受け継がれた木蝋、使うのが楽しみです。

前回、木蝋を購入したのが令和五年十月なので、500g使うのに約一年半かかったことになります。

この木蝋に、ひまし油、菜種油または椿油を足して髪油( 鬢付け油 )を作ります。


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羽織紐を染替えました

自分で染めた羽織紐です。

この羽織紐は古着屋で売られていたもので、元々は紺色でした。
紺色の羽織紐、しかも昭和着物な長さ(短い)ですが羽織の乳に付ける部分が直付けできる「大坪」。
800円でしたが大坪なら買っておいても良さそう…ということで購入しておきました。

まず、ハイドロサルファイトで紺の色を抜いて、その後に青緑色から緑色に染め替えました。

一応、自分の中では「良くできました💮」な羽織紐です😁


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ポニーテールは江戸時代までは男の髪型だった

常に二つ折りの髷(諸大夫風)を結っていると思われている方がいるようですが、そうではありません。

通常は「茶筅総髪」、現代的に言うと「ポニーテール」にしています。

髪が着物に付くと着物が汚れやすくなりますので、髪を下ろしたままにしておくことはありません。

「茶筅総髪」は、江馬務著『日本結髪全史』、金沢康隆著『江戸結髪全史』といった著書には江戸時代までは男の髪型として紹介されていますが、同様の髪型で女性の髪型としての紹介はありません。

ポニーテールは本来、日本では「茶筅総髪(髷)」として男の髪型です!

二つ折りの髷(諸大夫風)は自分で20分程度で結えますので、結いたい時に結っています。

 


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夜桜とともに

夜桜とともに。

令和七年四月四日未明、自宅近くの公園にて。

写真用閃光(フラッシュ)三灯による配光で撮影。
雨上がりの湿度と夜露の影響で光が拡散し良い雰囲気の光になりました。

被写体となってくれる人はいないので、自分でやってます(^_^;)
着物、地毛で髷を結っています。


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川越の一番街「江戸の日」へ

令和七年三月二十九日

武州川越の一番街で行われていた「江戸の日」、地毛髷の結髪実演、どんな雰囲気で行われているのか、見ておきたいと思いまして。ちょいと行ってきました。

見物者は三十人程度かと思いますが傘をさしての立ち見では それ以上の見物人数は難しいでしょう。
雨の中としては盛況だったのではないかと思います。

手伝っている写真館で 成人式の撮影時に日本髪風な方を撮影することがありますが、”日本髪風”ではなく本職の結髪師さんが本格的な日本髪を結うと その仕上がりと美しさに圧倒されます。
女性の髷は華やかで良いです。

が、写真を撮ることを忘れました(^_^;)

川越ですので私も髷を結っていきました。

見物者の中にSNSで相互フォローになっている「未告」さんがおられまして、私の写真を撮ってくださいました。
ありがとうございます。

私自身は一枚も写真を撮ってなかったので、撮っていただいた写真の中からの投稿です。(少し画像処理しています)

髷尻を後ろから見た時の🍙おにぎり型、私のこだわり部分です😊


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毛織の着物が仕立て上がってきました

和裁士さんに仕立て依頼していた毛織の長着が仕上がってきました。

反幅の狭い(おそらく女性向け)反物なので裄に接ぎを入れていただいてます。

今回、江戸時代末期の写真などを参考にしつつ、衽の寸法を、現代の男物の一般的な仕立て寸法形式とは変えていただきました。
とはいえ、江戸時代末期の写真を測ったところでそんなに細かいことまではわからないわけで「何となくそう見える」程度からの想像をもとにしています。
通常より動きやすく裾さばきしやすくしています。

反物生地について...
あまり見たことがない細かい織模様が気に入って購入した反物でしたが、毛織にしては滑らかな風合いで、絹ほどではないですがさらっとするっと肌触りの良い生地。

軽くて薄手、少し透け感があります。
入手時のときにすでに証紙など織元を示すものがないのが残念。
この反物に準じた別の反物も見てみたかったです。


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伊勢崎銘仙の展示を見に行ってきました

令和七年三月九日

所沢市寿町の古民家『柿ノ木ノ下』さんで開催されていた伊勢崎銘仙の展示を見に行ってきました。

華やかで派手な色柄は、さすが銘仙という感じです。

銘仙は古着でも見かけることがありますが、自分で着る対象ではないです。

出展者の方に撮っていただきました。

最近体調悪く(持病)顔色が悪く写ってるのだろうと思っていたのですが、昼下がりの温かみあるお日様のお力により生きた色しておりました😊

細身の袴、時代劇『剣客商売』の秋山小兵衛風な格好で行きました。


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明治時代の行灯に『奥の細道』意匠の和紙を張り点灯

以前、川越の『和紙の山田』さんで『奥の細道』意匠の和紙を購入してきました。

明治時代の行灯に張ったら良い雰囲気になるのではないかと。

 

この行灯には「明治四十三年一月十五日」の墨書きが残っています。

行灯の全体と古い和紙を剥がした様子。

 

剥がした二面に奥の細道意匠和紙を張ります。

奥の細道意匠和紙を張り、和蝋燭を点灯してみました。

かなり良い雰囲気になりました。


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東京都新宿区中井駅周辺で行われている『染の小道』へ

令和七年二月二十二日 東京都新宿区 西武新宿線中井駅周辺で行われている『染の小道』に行ってきました。
毎年、楽しみにしている催事です。

今年は男着物な友人四人(一人は今回洋服)で散歩(徘徊)。

楽しくて写真を撮るのを忘れて数枚しか撮ってませんでした。

写真一

東京手描友禅作家 飯島武文さんの作品を撮ろうとしたけど風で舞うため友人に押さえてもらったら…
作品の前で友人が見得を切ってる写真になりました。

写真二

染の里おちあいさんの展示室
催事がないと入れない展示室なのですが、お気に入りの場所。
ここで布団敷いて反物たちの横で添い寝したいほどです。


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令和七年一月二十九日 友人に会う

令和七年一月二十九日

随筆家、ライターの友人に会いました。
昨年の五月以来の再会。

友人の好みは久留米絣の木綿着物に木綿の袴という旧制高校生、書生風、大正ロマン風といった姿ですが、体格のこともあって着物も袴もご自身の寸法に誂えたもので、普段着としているそうです。

今回は全身写真は撮ってないので伝わりにくいですが、日常着にしている事がよく分かるほど馴染んでいて、一時的な着物感やコスプレ感は無く「日本人が全員着物で生活していた頃の人」といった雰囲気です。

お会いした場所は東京都東久留米市、東久留米駅に近い『イーストエンドホワイト珈琲』で、たまに行くお店で雰囲気が隠れ家的で好み。
小型電子記録写真機しか持っていかなかったのですが「後ろ姿の美学」的な写真を撮影しました。

↓下は私です。


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