作務衣を仕立てていただきました

作務衣を作っていただきました。
ウールの着物反物を使い、仕立ては洋裁の方によるミシン仕立てです。

着物と同じように肩山で生地を折り返し、背中心に背縫いがあります。
さらに衽もあります。
ウールの作務衣って市販品では見かけないんですよね。

市販の作務衣は前身頃から後身頃へ生地が繋がって肩で折り返されてなく、背縫いも衽も無いものがほとんどで、もはや和服の一種と呼べるようなものではないのではないかと思うことがあります。

なるべく着物に寄せつつ縫製は洋裁ミシンで・・・
と、いう私の強烈な圧力😅を受け入れて頂き所沢市にある『Rabirabi Handmadecafe』さんに試作として仕立てていただきました。

良い出来でしょ~、良いでしょ良いでしょ😆

良い感じに仕立て上がったので『Rabirabi Handmadecafe』さんの作品として紹介させていただきましたが、今のところお仕立ては受注されていません。


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下駄の日 七月二十二日

七月二十二日は下駄の日だそうです。

標準的な下駄を作る際の寸法「七寸七分」に使われる数字から七月に、下駄で歩いた跡が漢字の「二」に見えることから二十二日になったそうです。

ところで、この写真、下駄の日とのことで適当に近所の公園で撮ってきたのですが、遠くのベンチに浴衣らしき男性を発見。
公園に私とその男性の二人しかいないのにその二人が浴衣姿と…

 


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下駄の底ゴム

下駄の底ゴムのお話。

下駄には接地面にゴムを貼っています。

膝の手術後、古傷の関係で膝への負担からしばらく下駄を避けていました。
しかし、やはり雨の日に下駄は必要不可欠ということで、膝の負担を和らげるために緩衝材として「近藤」の底ゴムを貼って使っています。

理学療法士さんから平衡良く歩くように言われていることもあります。
ゴムの山が無くなると、剥がして(やすりで削り取る)張り替えます。

自分の膝に対する緩衝のほか…
下駄歯に小石が食い込まないので、写真展の会場や美術館には床を気にせず入りやすくなります。

近藤の底ゴムは色が下駄に似ているので目立たないのと、薄いので歩き方で多少はカランコロン音を立てる事ができます。

木目でわかると思いますが、台と歯が一体で削り出された連歯下駄なので大事に履いてます。

ちなみに下駄専用の三平ゴムは厚みがあり過ぎて、つま先が地面に当たるくらい前に傾くと角度が強くて危ないし、下駄らしい音が全くしないので❌️。
三平ゴムはすり減った下駄に貼るには良いかもしれません。


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髷を結ったので自撮り

汚い顔晒すのどうかとも思いますが、、

せっかく髷を結ったので自撮り。

後ろ姿の撮影にこだわりがあるので自分の顔を撮るのは久しぶりです。

※自撮りと言ってもスマホで画面見ながら撮影の話ではありません。

着物は少し光沢感のある米沢の紺色無地、正絹紬。
この写真の雰囲気を前提に着物を選んでいます。
生地に程よい光沢があることで皺の陰影が良い感じになります。

江戸時代のような雰囲気に、または時代劇風にこうこうこういう雰囲気で…と考えて撮るのですが、なにしろ被写体が私なのでなかなか画にならないです。

今回はモノクロよりカラーのほうが蝋燭の雰囲気が出るのでカラーのままにしました。

画面に写っているのは和蝋燭、実際の配光は和蝋燭の色温度に近いLED照明、デフューザー(発光面を工夫)を使用しています。


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毛織物の単衣着物を洗う

毛織物単衣の着物、そろそろ暑くて着る日はないだろうと洗濯しました。

鉢用カゴトレーと衣装ケースを使った独自の洗い方です。

かごトレー、鉢トレー、育苗ケース、育苗トレー、などと呼ばれていて、花卉農家さんや花屋さんなど鉢ものを運搬するときに使われるものですが、鉢ごとに穴があるものではなく四角い籠状のものを使います。
『鉢用かごトレー』で検索すると出てきます。
似たようなものなら何でも良いと思います。

たたんでかごトレーへ収める

お湯の温度は40℃ちょっと。

今季は着る頻度が多かったので二回洗いますが、洗剤は一回目の洗いで石鹸水を使って短時間で洗い、その後二回目に中性洗剤で洗います。
この順番は大事!

着る頻度が少なくて、それほど汗などで汚れているわけではない時は中性洗剤だけで済ませています。

洗剤で洗う

洗いは、洗剤溶液を入れた衣装ケースにかごトレーを入れ、上からもう一枚かごトレーを乗せ挟んだ状態で上下に動かして生地に洗剤溶液を通すように洗います。
揉んだり擦ったり、叩いたりしません。
軽く押す程度。
汗の汚れはこの程度で落ちます。

洗浄水を落とす

すすぎはしっかりとします。
浸けてのすすぎだけではなく、かならず水を通すようにして洗剤を流します。

浸けてすすぎ

水を通すようにすすぎ

毛織物なので柔軟剤を入れる方もおられるかもしれませんが、私の場合は皮膚に悪影響となる場合があるので使っていません。

水切り

籠状になっているのですすぎ水はそのまま落とせます。

絞るようなことはしないほうが良いです。
着物の生地は伸縮性のある生地ではないので、絞ると生地に変な癖がついたり縫い糸が切れるなど危険です。

洗濯機の脱水は、この毛織着物には使っています。

木綿、麻の着物の場合は脱水機は回転時間で数十秒程度、ザッザッザッザッザの音が小さくなり始めた頃に強制的に止めています。

干していると裾から少しポタポタ水が落ちる程度、そのくらいがシワを抑制しつつ程よい時間に乾きます。

天気の良い日に洗濯するのがよいですね~

干して乾燥

毛織物なので、干してるときに多少シワがあっても勝手に消えます。
低温でアイロン使ってもよいですね。

◎注意
私の場合は、毛・綿・麻などは特定の職人さんや和裁士さんと直接話しをして、自宅洗濯前提で湯通し、湯のし、仕立てを行っていただいてます。
そのため、洗濯による伸縮や縫い糸の波打ちなどはありません。

※真似をして縮んだり縫い目が波打つなど不具合が生じても一切責任持ちません。


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雨の日の夜に着物で自撮り

雨の日の夜に着物で自撮り

※自撮りと言ってもスマホで画面見ながら撮影の話ではありません。

雨の日の夜、着物で撮影機材一式(写真機、三脚、ストロボ、照明用スタンド、レフ板、その他)を持ち歩き、現場で準備して自撮りできるのか…

という実験的な撮影。

雨の日に着物で自撮り

当然機材は濡れないように工夫。特にストロボは雨に濡れないようにしないと危険(内部回路は高電圧)です。

配光の調整とか、自分の着物や姿勢、番傘の具合とか…

もうね、大変よ☔😅


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所澤神明社へ

令和六年四月二十日 所澤神明社へ参拝

翌、二十一日に行われる春季例祭、招魂社例祭での撮影に向けて様子を伺いに行ってきました。

ウール単衣着物に絽の袖なし羽織でしたが、少し汗ばむほど。
曇空ですが気温は二十五度超えていたようです。


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吉住志穂さんの写真展へ

お江戸は新宿、OMシステムプラザへ、吉住志穂さんの写真展を見に行ってきました。

平成二十年頃、某IT企業のWEBマガジンの仕事で一緒だったことがありました。
それ以来の交流で写真展やイベントなどでお会いすることがあります。
以前、とある忘年会で吉住さんに説教?喝?を入れられたことがありまして、当時の良い思い出です。
が、今日も喝を入れられて帰ってきました(^^ゞ

この日はまさか本人がいるとは思ってなくて。
もうちょと良い着物👘で行けば良かったです。


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北野天神社 夜桜あかり(その三)着物で・・

埼玉県所沢市 北野天神社 夜桜あかり
令和六年三月三十日、三十一日 特別催事

二日間、着物で照明の調整、撮影、案内など行っていました。

夜は撮影で動き回ることが多く、脚立の昇降があるため袴を着けました。

 

着物

余興で髷を結っていました。

余興で髷を結っていました

「お相撲さんですか?」と声をかけられたのは想定外で驚きました。

 

とんぼ玉作家の清水さんに撮影していただきました。ありがとうございます。

 

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髷を結う

以前、「湯しゃん」について投稿しましたが、令和五年七月から、湯しゃんに変え、白髪染めを止め、整髪料を植物性の鬢付にするなど頭髪に関することを変えました。

それ以降、髪を伸ばしていたのですが、首元やおでこ周辺の毛が結い元の「根」の付近に届き始めたので総髪の髷を結ってみました。

令和六年二月十一日の髷

令和六年三月十一日の髷

纏めた状態で刷毛先で長さを整えているため、元結の根の部分付近の髪が一番短く、周囲になるほど長くなります。

普段は後ろで纏める総髪の「くわい髷」状態にしています。

銀座にて

刷毛先は木蝋と椿油で自作した整髪料(鬢付油)を使用しているため、まとまった形に保つことができます。

 

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