『武蔵野話』という本

生まれてから今まで、武蔵野の地、東京の北西部や旧入間郡などほぼ所沢市周辺の市町村で過ごしていますが、写真を撮影していると、時に、被写体となる対象物の歴史などを知りたくなります。

どんなものでも過去があって今があり、その今を撮影する。そして撮影したその今は時とともにまた歴史となってゆくわけです。

日本の古本屋」というサイトに登録していまして、たまに資料となりそうな本を購入しているのですが、今回も検索しながら探していましたら、京都の古本屋さんに内容も価格も良い本がありましたので、注文しました。

江戸時代の文化十二年(1815年)に刊行された斎藤鶴磯著の『武蔵野話』を原本として、大正十五年、昭和二十五年に復刊があり、その後、昭和四十四年に活字化されたものを出版、今回購入したものは昭和五十七年刷で最新版です。

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以前、二十年住んでいた所沢市小手指(旧北野村)のことが書かれています。
実は、その小手指のことがこの本を買うきっかけとなり、一番知りたかったことがこの本には書かれているのです。

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現在の所沢市小手指一帯(旧北野村)は、昔、小手指ヶ原と呼ばれ新田義貞と鎌倉幕府との戦いをはじめ、三回戦場となった古戦場なのです。

小手指は二百年前は「籠手差」と書いたようです。

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小手指(旧北野村)の隣、所沢村(野老澤村)のことも書かれています。ちょうど、旧市役所周辺のことが街並みとして描かれていまして、「人々」が描かれている様子からなかなか賑わっていたようです。

活字化されているとはいえ、ひらがなが現代の文字になっている程度で、漢字は旧字だったり、200年前の文章のままのようです。

理解できるように読み込んでみようと思います。

 

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所沢市小手指へ

平成二十八年五月十五日、所沢市小手指へ・・・

用事を済ませ、東川沿いを散策。

エゴノキが花をたくさんつけていました。甘~い良い香りがします。
このエゴノキは東川の上に枝が広がっているのですが、エゴノキの若実には魚毒性があるそうです。

ところが、エゴヒゲナガゾウムシ(ウシヅラカミキリ) という昆虫が果実に穴を開けて産卵し、幼虫が種子の内部を食べて成長する幼虫を「ちしゃの虫」と呼び、ウグイやオイカワなどの川釣りの釣り餌として使われているそうなのです。

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エゴノキ、何やら川に縁のある花樹のようですね~。
花の様子をもう少し寄って撮りたかったのですが、撮影目的ではないため手持ちは標準ズームのみ。川に落ちる危険があるのでこれ以上寄れず…残念。

北野天神社の桜の樹に付いたコケは、暖かくなるにつれて緑が鮮やかになってきました。

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今日は昔から小手指に住むご年配の方から一時間ほど昔話を聞いてきました。

続きのお話はまた次回というお約束をしました。楽しみが一つ増えました。
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撮影地:埼玉県所沢市北野、東川、北野天神社
撮影日:平成二十八年四月十五日

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ポジの取り込み

写真展向けのパネル作品制作のため、6x7判ポジフィルムの取り込み、デジタルデータ化(デジタルデュープ)を行っています。

スキャナーなどを使うより、デジタル写真機で電光板の上に置いたポジを撮影したほうが画質が良く、画像処理も普段使用している現像ソフトで行いますので生産性効率も良いです。

写真は、部屋の照明をつけて撮影していますが、ポジを撮影するときは照明を消し、部屋を暗くして行います。

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撮影地:自宅
撮影日:平成二十八年四月十五日

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今日の落日

今日の落日。

雲に隠れる間際に現れた反薄明光線。

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そして、反薄明光線によって地平線の彼方に沈む事を知るのである。

 

撮影地:埼玉県狭山市 いつもの道
撮影日:平成二十八年四月十一日

 

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遠見尾根へ山行(3) ~無事に五竜山荘へ~

平成二十八年四月二十五日、アルプス平から遠見尾根、五竜山荘を目指して入山しました。

つづき・・・

雷鳥さんに別れを告げて、白岳をトラバースしつつ五竜山荘へ登ってゆきます。

かなり時間はかかってしまいましたが、膝に痛みが出ることもなく無事に五竜山荘に到着できました。

※※写真はクリック、またはタップすると大きく表示できます。
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到着直後に撮影した五竜山荘と五竜岳(コンデジで撮影)

五竜山荘に到着すると、事故を起こした当時にご迷惑やご心配をおかけした副支配人さんをはじめ、現在の支配人さん、スタッフの方々が暖かく迎えてくださいました。

皆さんとお話して、また五竜岳、遠見尾根へ通おう、撮り続けよう。胸に熱くなるものを感じるのでした。

 

山をやめなくてよかった…

 

つづく・・・

撮影地:五竜山荘
撮影日:平成二十八年四月二十五日

 

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夜桜+北斗七星=?

自宅近くにまだ咲いている桜を見つけたので、夜桜に北斗七星を入れて撮ってみました。

  「夜桜お七」です!…Σ(・∀・;)

※写真はクリック、またはタップすると大きく表示できます。

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桜へは離れた場所からストロボを一灯使って照明しています。

濃い色の八重っぽい遅咲きの桜ですが、「里桜」系でしょうか・・・

え!?「夜桜お七」を知らない???
坂本winter美さんの曲です。歌詞になぜか「ティッシュ」という言葉が出てくる曲として有名な…
ちなみに、曲では北斗七星は関係ないです(^_^;)

来年はもっと夜桜お七撮ってみよう!

撮影地:埼玉県狭山市
撮影日:平成二十八年四月十九日

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所沢市 北野天神社の桜(一)

埼玉県所沢市小手指 北野天神社の桜です。
相変わらず今年の桜の開花期間中は、曇りや雨の日が多く、晴れた日、時間が少ないです。
景観は次回にして切り撮りで・・・

※写真はクリック、またはタップすると大きく表示できます。

四月六日、青空となりましたので、急遽撮りに行きました。すでに散り始めていて、花の状態は寄って撮るには厳しいです。
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北野天神社 d20160406-034

以下は四月一日に撮影した桜。
御本殿横の山桜です。
北野天神社 d20160401-038
右後ろの建物は御本殿です。
近年、「山桜っていいな~」と思うようになりました。枝に花だけではなく花と同時に若葉、萌芽が出ていることに、色合い的な変化と先行き感とか、情緒的な部分で好感を持つようになりました。
ただ、四月一日はどんよりとした曇空だったのが残念。

枝ぶりの関係で社殿前に枝垂れた桜。
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北野天神社の社殿前にはソメイヨシノの大木がありまして、扇型の樹形が見事なのですが次回はその景観を・・・

撮影地:埼玉県所沢市小手指 北野天神社
撮影日:平成二十八年四月一日、四月六日

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所澤神明社の桜

所澤神明社の桜です。

今年の桜の開花期間中は、曇りや雨の日が多く、晴れた日、時間が少ないですね~。

それでも三月三十一日は青空が広がりまして、午前中からお昼ごはん抜きで撮影しておりました。

※写真はクリック、またはタップすると大きく表示できます。

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所澤神明社の桜 d20160331-075

時間とともに太陽の位置によって撮るべき桜の樹を変えてゆきます。

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桜が咲きシャクナゲも満開の花盛りな参道でした。
シャクナゲは、桜の樹の下で木漏れ日なのですが、撮るべき時間を逃しました。反省(。ŏ﹏ŏ)

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枝垂れ桜もソメイヨシノと同時期の開花でした。後ろは社務所です。

所澤神明社の桜 d20160331-160
狛犬さんから見る正面参道の景色はかなり華やかだと思います。

久しぶりに中判ポジフィルム(6x7判)でも撮影しましたが、果たしてどうなってることやら…

撮影地:埼玉県所沢市 所澤神明社
撮影日:平成二十八年三月三十一日

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たまむすびのステッカー

ちょっと前に、TBSラジオの「たまむすび」という番組で、投稿したメールを読んで頂いたのですが…

今日、番組ステッカーが送られてきました。

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木曜日に読まれたので、ピエール瀧さんバージョンです。

こういうの嬉しいものですね~(*´∀`*)

 

平成二十八年四月五日

 

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新宿へ…桜が咲いてました・・・が..

今日は夕方から新宿のプロラボへ。
依頼を頂いているパネル作品の大判プリントの仕上がり受け取りに行ってきました。

西武新宿からラボへ歩いてゆく途中に「常円寺」というお寺があるのですが、桜が咲いていて照明していたので、帰りに立ち寄ってコンデジで撮ってきました。

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マゼンタのカブリを取るべく画像処理で少しは努力してみたり。。。

 

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努力するのをやめてマゼンタ色の桜をそのまま。。。

たぶん桜そのものは綺麗だと思うのですが、照明に使っている光源がLEDでマゼンタ色なのです。
正直、桜そのものの美しさが失われて、見ても撮ってもなんだかあまり綺麗に見えないです。マゼンタ色の照明はあからさま過ぎて残念に思ってしまいました。
光源には演色性というのがあるわけですが、高演色のLEDは高価でして、白色LEDで桜の淡く繊細な紅色を楽しめる高演色照明機材となると相当高価なものかもしれませんね。

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