伊勢崎銘仙の展示を見に行ってきました

令和七年三月九日

所沢市寿町の古民家『柿ノ木ノ下』さんで開催されていた伊勢崎銘仙の展示を見に行ってきました。

華やかで派手な色柄は、さすが銘仙という感じです。

銘仙は古着でも見かけることがありますが、自分で着る対象ではないです。

出展者の方に撮っていただきました。

最近体調悪く(持病)顔色が悪く写ってるのだろうと思っていたのですが、昼下がりの温かみあるお日様のお力により生きた色しておりました😊

細身の袴、時代劇『剣客商売』の秋山小兵衛風な格好で行きました。


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明治時代の行灯に『奥の細道』意匠の和紙を張り点灯

以前、川越の『和紙の山田』さんで『奥の細道』意匠の和紙を購入してきました。

明治時代の行灯に張ったら良い雰囲気になるのではないかと。

 

この行灯には「明治四十三年一月十五日」の墨書きが残っています。

行灯の全体と古い和紙を剥がした様子。

 

剥がした二面に奥の細道意匠和紙を張ります。

奥の細道意匠和紙を張り、和蝋燭を点灯してみました。

かなり良い雰囲気になりました。


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東京都新宿区中井駅周辺で行われている『染の小道』へ

令和七年二月二十二日 東京都新宿区 西武新宿線中井駅周辺で行われている『染の小道』に行ってきました。
毎年、楽しみにしている催事です。

今年は男着物な友人四人(一人は今回洋服)で散歩(徘徊)。

楽しくて写真を撮るのを忘れて数枚しか撮ってませんでした。

写真一

東京手描友禅作家 飯島武文さんの作品を撮ろうとしたけど風で舞うため友人に押さえてもらったら…
作品の前で友人が見得を切ってる写真になりました。

写真二

染の里おちあいさんの展示室
催事がないと入れない展示室なのですが、お気に入りの場所。
ここで布団敷いて反物たちの横で添い寝したいほどです。


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令和七年一月二十九日 友人に会う

令和七年一月二十九日

随筆家、ライターの友人に会いました。
昨年の五月以来の再会。

友人の好みは久留米絣の木綿着物に木綿の袴という旧制高校生、書生風、大正ロマン風といった姿ですが、体格のこともあって着物も袴もご自身の寸法に誂えたもので、普段着としているそうです。

今回は全身写真は撮ってないので伝わりにくいですが、日常着にしている事がよく分かるほど馴染んでいて、一時的な着物感やコスプレ感は無く「日本人が全員着物で生活していた頃の人」といった雰囲気です。

お会いした場所は東京都東久留米市、東久留米駅に近い『イーストエンドホワイト珈琲』で、たまに行くお店で雰囲気が隠れ家的で好み。
小型電子記録写真機しか持っていかなかったのですが「後ろ姿の美学」的な写真を撮影しました。

↓下は私です。


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「信濃漫録」荒木田久老著

十年以上前、長野県長野市権堂の古書店で購入した文政四年(西暦1821年)発刊 荒木田久老・あらきだひさおゆ著の「信濃漫録」です。

数百円程度の価格で無造作に段ボール箱に入れられて売られていました。
荒木田久老と発行年を見て「こんな価格で良いの?」と思いながら衝動買いした記憶があります。

「享和元年九月信濃の国に下りけるに神無月善光寺にていたく煩ひける をりしも同学本居宣長の身うせけるよし聞て…」

本居宣長とは対立関係にあったようですが、確かに、本居宣長は享和元年(1801)九月に亡くなっています。

本は印や書き入れなどがあると価値が下がる(それで安かったのかも?)という話を聞いたことがありますが、私個人的には下総崎房秋葉氏蔵書の朱印も見どころで、秋葉氏は新田開発や江戸城普請の材木調達などで名を残している方らしく、そういった方がこの本を蔵書していたのかと思うと所有する楽しみが少し増えたような気がするのです。

茨城県の秋葉氏蔵書から時が流れ平成の時代(私が購入した頃)、冒頭の文章にある信濃の善光寺近くでの入手は不思議な縁を感じました。

享和元年(1801)に信濃を旅し善光寺へ参詣してから二十年後に発行された本ということになります。

荒木田久老は江戸時代中期から後期にかけての伊勢神宮祠官、国学者、万葉集の研究など。
文化元年(1804)五十七歳で亡くなっています。


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令和七年一月二十二日 自撮り

令和七年一月二十二日 自撮り。
昼間は暖かかくて真綿紬の袷では少々汗ばむくらいでした。

髷は一月三日以来の結髪です。

外出から帰宅後、自宅で撮影。

帯に手を持っていくとお腹の出具合が目立たなくなる🤭

着物は紬(真綿系)、米沢紬の羽織。

配光は写真機の右に天井バウンス、目線の先にレフ板。


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『奥の細道』意匠の和紙

先日、川越の『和紙の山田』さんで『奥の細道』意匠の和紙を購入してきました。

写っている明治時代の行灯に張ってみようと思っています。
(現在張ってある和紙は小川和紙です)

写真は行灯に和ろうそくを灯してその光で撮影しています。

地色は白、金箔が散りばめられています。

以前、中秋の名月の時にたれ耳うさぎさんを墨書きしたものを行灯に張った動画があります。
YouTubeに投稿してありますのでよろしければ御覧ください。


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梅宮神社へ参拝

令和七年正月三日は埼玉県狭山市の梅宮神社へ参詣。

着物は普段着と変わらないですが、お正月ということで白の半衿。
自転車に乗っていくため野袴(軽衫)を着けています。
江戸時代だったら馬でしょうか(^_^;)

出かけたときに知らない方にお願いして撮っていただくことはめったにないのですが、この時は別の参拝者にお願いして撮っていただきました。


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神棚のお掃除

自宅の神棚です。
お掃除して新しいお札に交換しました。
十二月三十日までに終わって…一安心。

これで大晦日を迎えられます。


榊は自宅で育てているものですが、今年はあまり成長していなくて枝も葉も小さいです。

※「一夜飾り」を避けるため12月30日までにお掃除やお札の交換、正月飾りなど正月を迎える準備をするのが良いとされています。
事情により30日までに準備できなかった場合は年が明けてから行うと良いとされています。
ただし、地域や家の習慣、しきたり等がある場合があります。


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元結の話

たまに、髷を結う時の『元結・もとゆい・もっとい』のことを聞かれます。

「どんな紐使ってるのですか?」「凧糸ですか?」

相撲に興味がある方は「元結どうやって入手してるのですか?」「相撲部屋に買いに行ってるのですか?」など。

というわけで、私が使っている元結について少々。

画像(一)


左は現在、一般的に髷や日本髪を結うのに使われている『鬼引き元結』。
お相撲さんも使っています。
通販サイトで買えます。

右上は『麻こより』
私は普段は右の『麻こより』を元結として使っています。
鬼引き元結より太く水にも強い。
江戸は浅草の町田絲店で購入しています。


画像(二)
拡大写真です。
左が『鬼引き元結』、右の太いのが『麻こより』です。

特に長野県飯田の『鬼引き元結』は強く滑らかで美しく、江戸時代から高く評価され、おしゃれの一つとして進化してきた元結であると納得できます。

『麻こより』はいかにもより紐。
鬼引き元結に比べ直径で倍近い太さがあります。
麻とレーヨンの紙?を撚ったものだそうですが、その素材の特性上水濡れにも強く、結うときに緩み止めとして澱粉糊を使います(昔の人も使っていたそうです)が、ふやけて切れたことはありません。
※風呂でお湯をかぶっても切れません。

江戸時代、髷を結うための撚り紐は飯田の『鬼引き元結』のような高級品もあれば、日常使う和紙や使い古しの紙を撚って(こより)作っていました。その中でも良し悪しがあったようです。

私の場合は個人的に見た目の好み、太さと強度から普段は『麻こより』を元結として使っています。

 


 

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