平成三十一年二月十四日
日本橋で行われた近江上布「新之助上布」さんの展示会へ友人と行ってきました。
日本橋と言えば、高島屋。
帰りに暗くなったので撮ってみました。
私の世代は日本橋といえば高島屋だと思うのですが、最近は日本橋と言えばコレドなのかもしれません。
新之助上布さん絡みの写真をすっかり撮り忘れてしまったので、購入した半衿の写真を後日自宅で撮りました。
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平成三十一年二月二十四日
東京都新宿区 中井駅周辺で行われている「染の小道」に行ってきました。
今年は早々にお気に入りの二葉苑さんへ…
早速清々しい暖簾が出迎えてくれました。
風でふわふわ~
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一階工房内での屏風の展示
染めた反物を使った屏風です。高さは150~180cmくらいあるのではないかと思います。
今回の楽しみの一つ。これを見ないで何とする!
歴史を感じさせる作品ですが、職員の方にお話を聞けずにこの場を後にしてしまいました。
近々、また行く予定があるので、その時にお話をお聞きしてみようと思います。
この展示方法はとても参考になりました。
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二階の展示室へ
この展示室は、とてもお気に入りの場所です。
二葉苑さんの使う色や柄が私には程よく心地よいようです。
気になる色に出会うことができました。
しかし・・・
その色の反物を見惚れるばかり、全く撮り忘れていました。
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撮影地:東京都 新宿区二葉苑
撮影日:平成三十一年二月二十四日
平成三十一年一月十四日
成人式を迎えられた方々、おめでとうございます。
私は、某スタジオで新成人の撮影を行っておりました。
撮影中の方は、日本髪の髷を結い、櫛やかんざしで飾られていました。
写真機は、本番撮影用のスタジオの機材です。
本番撮影後に、許可を得て私の機材でも撮らせていただきました。
新成人としての記念撮影ですが…
母親や親類からのお下がりや自前の振袖の場合、二十歳の誕生日の日に振袖を着て、正装された御家族とともに撮影に来られる方も見受けられます。
成人式の日は式後にそのまま友人と遊びに行く方は、誕生日の撮影も良いのではないでしょうか。
また、スタジオではなく出張撮影を依頼され、お宮参りでの撮影や、ご自宅でご家族と共に記念撮影という方もおられます。
振袖は、成人式だけに着るものではなく、未婚女性の礼装着として祝い事などに着て良いわけです。
振袖での記念撮影は、振袖を着られる間ならいつでも撮ることができるわけなのです。
平成三十年十二月二十五日
十一月に和裁士さんへ仕立て依頼に出していた、ウールの着物が仕立てあがったとの事で受け取りに行ってきました。
・写真一
十一月、和裁士さんへ依頼に出す前に自宅で湯通しして干してるところです。
以前、購入しておいたウールの反物で、縞の柄や色味が気に入っていたのですが、幅が37.5cmしかなく(私は39cm以上は必要です)長さも足りなさそう…。
たぶん仕立てられないだろうと思っていたのですが、和裁士さんに相談したら、長着の仕立て可能との返事を頂きましたので、仕立て依頼を出しました。
反物の幅が37.5cmしかなく、そのままの幅で仕立てたのでは袖の裄丈が足りないので、割り(接ぎ)を入れて仕立てて頂きました。
袖の見頃側に割り(接ぎ)が入っているのですが、とても綺麗に仕上げられていて、よく見ないとわからないです。
ウールなので普段着として使えるようジャブジャブ洗える前提で単衣のミシン併用仕立てにしていただきました。
・写真四
生地の様子など
縞の中にも柄があって、織の様子、生地感も気に入っています。
衿と身頃と衽の交差点、三叉路?専門用語分かりません(;’∀’)
しつけ糸がついてます。
・動画
たとうしを開けるところを動画で撮ってみました。
ウールの着物は初めてです。
暖かいし洗えるし乾きは早いしシワも付きにくい。湯通ししっかりしてあれば伸縮も心配無さそう。
冬の普段着用としては最強の予感…。
気を付けることは虫食いくらい。
今回、初めてミシン併用で仕立てて頂きました。
ミシン仕立ては表から縫い目が見える某国製の安物浴衣のイメージで、併用でもそれなりにミシンの縫い目がわかるものだろうと思っていたのですが、
あけてびっくり😲玉手箱!!!
ゴイスー!
もとい…
凄い!!!
表からはどこをミシン使ってるのかわからないくらい。
裏も人目に付く裾などは全くと言ってよいほどわからないです。
今回のように、洗えること前提など、用途やお手入れによってはきちんとした良いミシン併用仕立てなら悪く無いなぁと感じました。
羽織紐のとんぼ玉を、所沢市在住のとんぼ玉作家、清水さんに作って頂きました。
元は、小さい紺色のとんぼ玉だけだったのですが、紐の色に対してあまりに暗く地味…。
なにか主役となるべきものが欲しい…
というわけで、明るい色で大きめの青海波柄のとんぼ玉を作って頂きました。
※写真画像はクリックまたはタップすると大きく表示できます。
青海波柄の角帯があるので、とんぼ玉の柄も青海波に合わせてみました。
かなり気に入ってます😊
埼玉県所沢市のとんぼ玉作家「敬とんぼ」清水さんのぶろぐへリンク
平成三十年八月二十五日
伝統工芸 青山スクエア「企画展 和くらし大好き! 集まれ女匠衆 第2部」の上田紬、小岩井工房の小岩井カリナさんの展示を見に行ってきました。
小岩井カリナさんご本人も在廊されていまして、お話を聞くことができました。
写真に、ちゃんとご本人も入れて(顔は出ないようにして)写しています。どこに写っているかわかりますか~?
左側に気になっていたお召しのストール。
冬のマフラー代わりにと思いますが、さすがお召しです😅。
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男物の単衣の角帯。
気に入ったのが2本あったのですが、陰影をつけたような市松柄で立体感があります。
この色良いなぁ~…。
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女性ものの、八寸帯です。
離れて見て、近づいてゆくほどのに織り、柄の面白さ、色使いが見えてきますね。
写真もそうですが、色というのは無限な気がします。だから奥が深く楽しい。
人が幅広く明るさと色を認識できることは大変に幸せな事。
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小物がたくさんあります。
中には黄色と黒のハンチングと角帯と財布と・・・〇〇ファン着物で応援仕様😲
この引き出しを利用した展示、いいですね~。
棚の上からの視線移動もしやすいですし、個々の商品が引き立ちます。人によってはしゃがんで手に取られてゆっくり見ることにもなります。
とても展示方法の勉強になりました。
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男物の角帯を見せて頂こうと・・・。
小岩井カリナさんの手先二本が今回気に入った色柄の角帯。
在場されていた小岩井カリナさん、明るい涼しげな青に縞のお召し。とても素敵な御姿でした。
お会いする度、お話をお聞きするたび、ますます上田紬が好きになります。
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平成三十年八月二十五日
伝統工芸 青山スクエア「企画展 和くらし大好き! 集まれ女匠衆 第2部」にて
平成三十年六月五日、埼玉県所沢市北野南の養蚕農家へ行って参りました。
現在、所沢市の養蚕農家はここ一軒だけ。
ありがたいご縁で、見学させていただくことができました。
写真一)営繭(えいけん)の部屋
お蚕さまが取り付いた蔟がたくさん吊ってあります。
上に行きたがる習性をもつお蚕さま。
蔟を登って上へ上へ…。
写真二)
みんな上に上がるとバランスが崩れて吊ってある蔟がくるっと回ります。
下になってしまったお蚕さまは、また上へ上へ。。。
そうこうしてるうちに、適当な時に営繭がはじまり、いつのまにかバランスが取れているそうです。
写真三)営繭中の繭
写真四)出来上がった繭
営繭を始めてから10日程度で完成とのことです。
とても細い糸で綺麗な繭ですね~。
ここから糸を取り出すのかと思うと、どこが最初?
糸の始まりはどこなんだろう???
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撮影地:埼玉県所沢市北野南
撮影日:平成三十年六月五日
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平成三十年六月五日、埼玉県所沢市北野南の養蚕農家へ行って参りました。
現在、所沢市の養蚕農家はここ一軒だけ。
ありがたいご縁で、見せていただくことができました。
写真一)桑の葉をちょっとだけお食事中のお蚕さま
繭を作り始める直前で、すでにほとんど食べません。
写真二)桑の葉を食べて育つ部屋ですが、そろそろ食べ終わり。お蚕さまを集めて、繭を作る(営繭・えいけん)部屋に移動する準備をしていました。
写真三)集められたお蚕さま
写真四)営繭を始めます。
繭を作る(営繭・えいけん)部屋で、蔟(まぶし)と呼ばれる枠にお蚕さまを放します。
お蚕様は上へ登る習性があるそうで、その習性を利用して蔟(まぶし) と呼ばれる枠に登らせます。
写真五)蔟(まぶし)を登るお蚕さま
そういえば、なぜか上を向きたがっています。
イナバウアーが上手です!
つづく・・・
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撮影地:埼玉県所沢市北野南
撮影日:平成三十年六月五日
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平成三十年六月十六日
東京都新宿区、下落合(最寄り駅は目白)にある花想容さんといふ着物屋さんに行ってきました。
大正時代の日本家屋で営業されていて、緑豊かなお庭から飛び石を歩いてお店に入ります。
当初の予報は雨でしたが、傘を使わずに済みました。
お手入れのキャンペーン中ということで、多くのお客さんが来られていました。
また、ゆっくりと再訪したいと思います。