写真作品の紙刷(プリント)を依頼しに、江戸は銀座のプロラボへ。
写真展会場でご注文いただいた作品の制作です。
それにしても10月でも平年より気温が高く、衣替えせずに夏物のままです。
銀座とはいえ、かしこまった場所に出入りするわけでもないので、普段着の綿麻白絣。
少し動くだけで汗が出ますね~。
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鬢付け油を自作する場合、木蝋と白蝋、どちらが使いやすのか。
『木蝋』はハゼノキの果皮から圧搾して得られる油脂で生蝋とも呼ばれます。
『白蝋』は木蝋から精製して不純物が取り除かれ、漂白したもの。
白蝋を使って鬢付け油を作ってみたのですが、今までの木蝋を主原料とした鬢付け油に比べ、同じ配合比率にしてもかなり硬いです。
融点は木蝋が52.6度、白蝋が52.4度でほぼ同じですが、白蝋はニ塩基酸が含まれていないため、木蝋のような粘り強さは無いとのこと。
白蝋で鬢付け油として扱いやすい硬さにするにはひまし油の割合を少し増やす方法ですが、鬢付け油としての融点が下がってしまいます。
鬢付け油としての融点が下がると、気温の高い時期は溶けて髪型が崩れやすくなります。(私の場合だとおくれ毛が落ちやすくなり刷毛先が崩れやすくなる)
ベタツキ感がなくサラッとしているので硬さを利用して髷の刷毛先に使うのは良さそうです。
ただし、刷毛先を整える時にコテを使う場合に限られそうです。
というわけで、ひまし油で硬さを調整することを前提とした場合、鬢付け油として使うのであれば『木蝋』を原料とするほうが扱いやすいようです。
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以前、玄関の内鍵に引っ掛けて袖が外れた紗の黒羽織ですが、『染の里おちあい(二葉苑)』さんにお願いして直していただきました。
※『染の里おちあい』さんは、お江戸は新宿、江戸更紗の染元です。
以前の記事 ⇒ 玄関の内鍵突起物に引っ掛けて羽織の袖が外れました
以前は、昔仕立てた裄の短い着物の上にしか着ることができなかったのですが、今回の直しで、ついでに接ぎを入れて裄を伸ばしていただき、全ての着物の上に着ることができるようになりました。
袖付から袖側に生地が足されて裄が延長されているのがわかるでしょうか。
光の関係で上の方、片山のあたりは透けているので生地が縫い足されているのがわかると思います。
裄を伸ばしたことで着やすくなったわけですが、何と言っても紗の黒羽織、こうなってくると略礼装対応用として縫いの一つ紋を入れたくなってきます。
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入間市文化創造アトリエ『アミーゴ』(旧埼玉県繊維工業試験場・仏子模範工場)で行われていた川越唐桟の展示を見に友人と行ってきました。
機械織りは何度も見たことがあったのですが、手織りはあまり見たことがなかったかも。
ふわっと柔らかい感触で反巾一尺一寸は現代人には魅力的です。
木綿とはいえ普段の活動着に(写真機鞄や三脚を担ぐなど)するにはもったいないほどの風合いと…価格😅でした。
今回、川越唐桟と同時に関心があったのは、会場となっている『入間市文化創造アトリエ『アミーゴ』(旧埼玉県繊維工業試験場・仏子模範工場)』です。
大正五年に建築された建物でその雰囲気は気になるところ。
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写真二
大正ロマン風な友人N氏

同行した友人は普段着として大正ロマン風な和装姿を好んでおり喜んでおりました。
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写真四
赤いノコギリ屋根の館内では声楽の催しが行われていました。
庭も良い雰囲気🌿

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写真五
私。
館内のカフェにて。入間産の紅茶(和紅茶)、美味しかった~☕

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川越の『和紙の山田』さんで、白い水引、100本束を購入してきました。
髷を結う時の元結紐として、以前、十本購入して試していたのですが、長さが90cmあり、好みの白さと太さで、締める時の力加減もわかってきて気に入ってしまいました。
※お店の方に撮影していただきました。店内での撮影許可、投稿許諾済みです。
この写真の時は白い水引で結っています。
古典的な気分?のときは飯田の鬼引き元結、雨の日など濡れる可能性がある場合は麻こより、、、と、使い分けようと思います。
写真に写ってるように、色に種類があるんですよね。
金とか銀とかキラキラしたのを使ったらマツ◯ンさんもびっくり???かと思って確認したらマ◯ケンさんは遥かその上✨️をいってました😂
水引の束の整然とした流れを見たら撮りたくなってしまい…
単純な配光ですが撮っておきました。
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