浴衣を仕立てていただきました

買い置きしておいた浴衣の反物を和裁士さんに仕立てていただきました。

いかにも古典的な枡の柄の浴衣なのですが、ばつ✕な模様が追加されたような意匠です。
ふらっとそのへん用・・・です。

令和三年の浴衣(一)

この浴衣の反物の製販元は古典的な柄を元に手を加えたような意匠が多く好みの意匠が結構あるんです。
在庫限りのようですが、このシリーズもう一本くらいあってもよいな~

令和三年の浴衣(二)

袖を通してみました。

令和三年の浴衣(三)

浴衣なので角帯の結びを貝の口にしようとしたら、ん~~納得いかず。
貝の口って、年単位で結んでないかも。。。
というわけで片ばさみにしてみましたが、あまり使ったことがない角帯でいまいち締まりが悪い。

こういう浴衣に合う角帯って、返って難しい

 

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佐藤洋宜 東京手描友禅展

「佐藤洋宜 東京手描友禅展」へ行ってきました。
場所は 西東京市西武柳沢駅から徒歩一分 ギャラリー Space-KOH

しゃれ帯展の時にかわいいなぁ~と思っていた雀の帯を見ることができました。
雀を描く作家さんの印象です😁
雀のほかに、フクロウやカワセミ、うさぎも描かれていました。
猫の振り袖は、お話が楽しいです。必見&必聴❗

佐藤洋宜 東京手描友禅展

佐藤洋宜 東京手描友禅展

佐藤洋宜 東京手描友禅展

佐藤洋宜 東京手描友禅展

佐藤洋宜 東京手描友禅展

佐藤洋宜 東京手描友禅展

佐藤洋宜 東京手描友禅展

佐藤洋宜 東京手描友禅展

佐藤洋宜 東京手描友禅展

佐藤洋宜 東京手描友禅展

すべて女性ものですので、購入対象としてみているわけではないですが、意匠、構図、色、また作品に至るまでのお話を聞くのは写真を撮るうえでも参考になる部分が多く勉強になり楽しいです。

帯にコディネートされていた着尺は、どれも破格な価格でびっくり。
縞大島とか本麻の小千谷とか、早いものがちかもね~。

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二葉苑さんへ

令和二年八月二十二日
東京都、新宿区落合(最寄駅・中井)の染元、二葉苑さんへ。
たまに遊びに立ち寄るお気に入りの染元さんですが、今回は「浴衣でインスタ写真&小さな花火大会」として反物の外展示。
反物で撮影スポット作ったとのことでふらりと・・・

二葉苑の反物展示

二葉苑の反物展示(reiwa020822-008)

藍のお茶

二葉苑の藍茶

二葉苑の藍茶(reiwa020822-020)

藍のお茶です。
クセのあまり強くない爽やかなハーブティと言った感じで、好きなお味でした。

綿麻を浴衣な感じに。写真を撮っていただきました。

二葉苑にて

二葉苑にて(reiwa020822-027)

男着物の方がもう一人来られて。
夕方、良い風が窓から入って、すっかりくつろいでしまいました。
楽しかったなぁ~

9月は5日、6日、12日、13日も行うそうです。
少し涼しくなって気持ち良いかも。
また行きます。

 
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上田の旅 上田紬 小岩井紬工房(その一)

令和一年十二月十八日 午前中は上田市内のデザイン・編集の会社との打ち合わせ。
午後からは念願だった上田紬の小岩井紬工房さんへ見学に行きました。

北国街道に面し、周囲には時代を感じさせる建物が立ち並びます。
立派な門構えの工房です。

以前から写真やお話を聞いていて、どうしても見に来たい工房だったのです。
ついに来た!嬉しさがこみ上げてきます。

小岩井紬工房

小岩井紬工房

工房に入ってすぐに糸を染める部屋がありました。
外の光が入ってきやすそうで、色を見るには良さそうでした。
写真は撮ってません。

その先の奥の部屋には織りをするための機織り機、整経台、糸繰り機などが並んでいました。

まずは引きで撮影した写真です。
建物は明治期の建築だそうです。

小岩井紬工房

小岩井紬工房 機織り機

機織り機は7~8台あったと思います。

まるで時代劇か撮影セットのようですが、ここは、今まで、今でも、これからも反物を生産し続けている工房。

小岩井紬工房

小岩井紬工房 糸繰り機

人の力ではない動力といえば、糸繰り機の小さく単純なモーターくらいなもの。

小岩井紬工房

小岩井紬工房 整経台

ここで経糸1200本を整えるそうです。
経糸は生糸で、とても綺麗な色調で張られていました。
1200本の糸を張る…。長さは着尺(三丈五尺程度・13m)。

色や張り具合など細かい事が多いはずだと思うのですが、一本一本、意匠にあわせて…。

とんでもなく気が遠くなる作業としか想像できないです。Σ(゚∀゚ノ)ノひえ~

つづく・・・

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信州 上田への旅

令和一年十二月十七日 デザイン会社との打ち合わせのため、長野県上田市へ。
今回は、仕事の打ち合わせだけではもったいないので、上田の友人を訪ねるのも旅の目的の一つとしました。

まずは長野まで行き、少々の所用を済ませ、しなの鉄道で上田へ向かいます。

長野駅

自動改札機だったので、いつも通りPASMOの入ったパスケースを手で機械にかざしながら改札を通過しようとしたら、何か様子が違う・・・

長野駅 在来線改札

まさかのPASMOが使えない!!!

PASMO使えない

令和の時代に、県庁所在地の大きな駅でSuicaやPASMOが使えないなんて驚きました。

券売機で数年ぶりに切符を買いました。

しなの鉄道 上田行きの切符

切符を手に、しなの鉄道に乗りこむとなんだかじわじわと懐かしく、嬉しくなって、切符の写真を撮ってしまいました。

しなの鉄道 上田駅

しなの鉄道上田駅への出入り口ですが、のれん風で洒落てます。

この日のお宿は八木屋旅館さん。

上田市 八木屋旅館

創業は江戸時代、今の場所では明治からの老舗です。
建物や設備は古いですが、手入れはされていて落ち着いて休める宿でした。
好みの宿です。たぶん上田に行くときはまた泊まると思います。

夜は着物に着替えて友人と呑み🍶に…。
ニンニクダレを使った焼き鳥が名物らしいのですが、これがとても美味しい!
クセになる美味しさでした。

上田での夜は楽しく更けてゆくのでした。

 

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新之助上布の展示会(銀座松屋)

令和一年五月三十日 銀座松屋へ近江上布の工房、新之助上布さんの展示会へ行ってきました。

機織り体験ができる機が置いてありました。

新之助上布さんの方に許可を得て撮影させていただきましたが、百貨店の店内と言う事もあり、背景には他のお店やお客様もおられるので、そういったことを考慮、配慮した写真のみにします。

新之助上布 機織り体験 経糸

新之助上布 機織り体験 経糸

今回の体験用の糸は、80番の糸だそうです。

新之助上布 機織り体験 経糸

新之助上布 機織り体験 経糸

織りに使う麻の糸って見たことが無かったのですが、結構つるんとした糸なのですねぇ。

新之助上布 機織り体験 経糸

新之助上布 機織り体験 経糸

杼(ひ)の緯糸は経糸より細い糸のようです。
100番と言われていたような…

新之助上布 機織り体験 杼(ひ)

新之助上布 機織り体験 杼(ひ

機織り体験、織られた後をみたら、なんと絣柄…Σ(・ω・ノ)ノ!
これって、難しいやつだよね~

——

今回の展示会は友人と行きました。
二月に日本橋で行われた新之助上布さんの展示会の時に、友人が綿麻の反物を購入しました。
その後、その反物が着物に仕立てあがってきたとの事で、着てきていました。(奥の紫縞)

友人の新之助上布の着物(奥の紫縞)

友人の新之助上布の着物(奥の紫縞)

素敵に着られていました。
2月の時の新之助上布のスタッフの方ともお会いできて楽しそうに話されてましたね~

暑かったので扇子..(^^;

 

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伝統工芸 青山スクエア・上田紬 小岩井工房展(一)

令和元年五月二十三日
東京都港区赤坂 伝統工芸 青山スクエアで開催されていた「上田紬 小岩井紬工房展」を見に行ってきました。

上田紬 小岩井紬工房 反物

上田紬 小岩井紬工房 反物

縮緬紬、お召です。
紬感のある縮緬、この織りはとても綺麗です。

小岩井紬工房 縮緬紬 お召の反物

小岩井紬工房 縮緬紬 お召の反物

何と言ってもりんご染め。
これを見ずして何とする…

上田紬 小岩井紬工房 りんご染め

上田紬 小岩井紬工房 りんご染め

薄い色の地色に濃い色を使って花織模様が付けられていて、近くに寄ってみると、りんごの実に蜜が入ってるように見えます。

ん?なんだかりんごの香りが???


撮影地:東京都港区 伝統工芸 青山スクエア
撮影日:令和一年五月二十三日

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新之助上布の展示会を見に日本橋へ

平成三十一年二月十四日
日本橋で行われた近江上布「新之助上布」さんの展示会へ友人と行ってきました。

日本橋と言えば、高島屋。

日本橋 高島屋

日本橋 高島屋

帰りに暗くなったので撮ってみました。

私の世代は日本橋といえば高島屋だと思うのですが、最近は日本橋と言えばコレドなのかもしれません。

新之助上布さん絡みの写真をすっかり撮り忘れてしまったので、購入した半衿の写真を後日自宅で撮りました。

近江上布「新之助上布」の半衿

近江上布「新之助上布」の半衿

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染の小道 二葉苑さんへ

平成三十一年二月二十四日
東京都新宿区 中井駅周辺で行われている「染の小道」に行ってきました。

今年は早々にお気に入りの二葉苑さんへ…

早速清々しい暖簾が出迎えてくれました。
風でふわふわ~

二葉苑

二葉苑

一階工房内での屏風の展示
染めた反物を使った屏風です。高さは150~180cmくらいあるのではないかと思います。
今回の楽しみの一つ。これを見ないで何とする!

二葉苑 工房での展示

二葉苑 工房での展示

歴史を感じさせる作品ですが、職員の方にお話を聞けずにこの場を後にしてしまいました。
近々、また行く予定があるので、その時にお話をお聞きしてみようと思います。
この展示方法はとても参考になりました。

二葉苑 工房での展示

二葉苑 工房での展示


二階の展示室へ
この展示室は、とてもお気に入りの場所です。
二葉苑さんの使う色や柄が私には程よく心地よいようです。

二葉苑 展示室

二葉苑 展示室

気になる色に出会うことができました。

二葉苑 展示室

二葉苑 展示室

しかし・・・
その色の反物を見惚れるばかり、全く撮り忘れていました。

撮影地:東京都 新宿区二葉苑
撮影日:平成三十一年二月二十四日

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ウールの長着

平成三十年十二月二十五日

十一月に和裁士さんへ仕立て依頼に出していた、ウールの着物が仕立てあがったとの事で受け取りに行ってきました。

・写真一
十一月、和裁士さんへ依頼に出す前に自宅で湯通しして干してるところです。

以前、購入しておいたウールの反物で、縞の柄や色味が気に入っていたのですが、幅が37.5cmしかなく(私は39cm以上は必要です)長さも足りなさそう…。
たぶん仕立てられないだろうと思っていたのですが、和裁士さんに相談したら、長着の仕立て可能との返事を頂きましたので、仕立て依頼を出しました。

・写真二
たとうしを開いたところ

・写真三
着物掛けに掛けてみました。

反物の幅が37.5cmしかなく、そのままの幅で仕立てたのでは袖の裄丈が足りないので、割り(接ぎ)を入れて仕立てて頂きました。
袖の見頃側に割り(接ぎ)が入っているのですが、とても綺麗に仕上げられていて、よく見ないとわからないです。

ウールなので普段着として使えるようジャブジャブ洗える前提で単衣のミシン併用仕立てにしていただきました。

・写真四
生地の様子など
縞の中にも柄があって、織の様子、生地感も気に入っています。

衿と身頃と衽の交差点、三叉路?専門用語分かりません(;’∀’)
しつけ糸がついてます。

・動画
たとうしを開けるところを動画で撮ってみました。

 

ウールの着物は初めてです。
暖かいし洗えるし乾きは早いしシワも付きにくい。湯通ししっかりしてあれば伸縮も心配無さそう。
冬の普段着用としては最強の予感…。
気を付けることは虫食いくらい。

今回、初めてミシン併用で仕立てて頂きました。
ミシン仕立ては表から縫い目が見える某国製の安物浴衣のイメージで、併用でもそれなりにミシンの縫い目がわかるものだろうと思っていたのですが、

あけてびっくり😲玉手箱!!!

ゴイスー!

もとい…

凄い!!!

表からはどこをミシン使ってるのかわからないくらい。
裏も人目に付く裾などは全くと言ってよいほどわからないです。

今回のように、洗えること前提など、用途やお手入れによってはきちんとした良いミシン併用仕立てなら悪く無いなぁと感じました。

 

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