平成二十九年十一月六日から八日、次の写真展の準備のため、長野県白馬村神城地区に滞在していました。
七日は午後から予定があるので午前中の一時間半ほど里の撮影へ。
カラマツの紅葉ですが、すでに終盤。
風がなくても常にサラサラと葉が散っていました。
—–
撮影地:長野県北安曇郡白馬村 白馬五竜
撮影日:平成二十九年十一月七日
—–
平成二十九年十月六日から十一日まで白馬五竜(長野県白馬村、神城地域)に滞在していました。
三連休ということで、連休期間中は写真展の会場に在場していましたが、天候が良い時は山が見えるアルプス平にささっと行ってそそっと散策してちゃちゃっと写真撮ったりもしていました。
温かい日が数日続いたことからかアルプス平では浅葱斑などの蝶がひらひらと舞い飛んでいました。
もういつ雪が来てもおかしくない季節なのですが…。
—
羽の淡い浅葱色が美しく、ひらひら舞うように飛ぶ姿は優雅です。
沖縄や台湾まで長距離を移動し、日本の国蝶選定の候補にもなった蝶です。
マツムシソウとともに。
---
撮影地:長野県北安曇郡白馬村 白馬五竜
撮影日:平成二十九年十月十日
---
平成二十九年八月十日から十八日まで白馬五竜に滞在しまして、イベントの仕事や写真展の会場で案内を行っていました。
白馬五竜エスカルプラザの写真展での特徴ですが、都会のギャラリーとは違って、来場される方の殆どがアウトドアな格好です。
私の写真展の隣で行われている高橋広平写真展「雷鳥の四季」、八月十五日に、高橋氏本人が来場しました。
一時間ちょっと会場で案内した後、共にアルプス平に上がって散策してきました。
作品案内中の高橋広平氏(左)
高橋氏は今回、初めてアルプス平、白馬五竜高山植物園に上がったそうですが、気に入ったようで楽しんでいました。
久しぶりの再会、楽しい時間でした。
高橋広平写真展「雷鳥の四季」、重金一正写真展「五龍岳・遠見尾根」ともに10月末まで開催。
---
撮影地:長野県北安曇郡白馬村 白馬五竜エスカルプラザ
撮影日:平成二十九年八月十四日、十五日
---
今年の白馬五竜ナイトゴンドラ、お盆の八月十一日~十五日は特別イベントが行われました。
国立天文台三鷹ガイドボランティアの野澤信之氏による星空ガイドとダジックアース。
私は撮影講座のあとに、夜間はアルプス平で双眼鏡の観測機器を使ってのご案内、高山植物の夜間撮影のご案内などを担当していました。
ダジックアースとは・・・
京都大学大学院理学研究科が開発した、地球や惑星についての科学を楽しんでもらうために、学校や科学館や家庭で、地球や惑星を立体的に表示するプロジェクトです。
写真一)8月13日の白馬五竜ナイトゴンドラで行われたダジックアース。
実は、お盆のイベント期間中のダジックアースとしては、天候の関係で屋外で行われたのはこの日だけでした。
この日は霧が濃く視覚的には幻想的な雰囲気になるのですが、球体に映し出される映像が見にくく、解説を聴き、星のことを知りたいと思う人には不向きだったかもしれません。
それでも、暗くなり、ひんやり涼しい(寒いくらいです)アルプス平で、ぽっかりと惑星などの映像を球体に映し出される光景には自然と目がゆき、興味が高まります。
この写真を撮る時意外は、投影機側からお客さんの表情、様子を見ていました。みなさん、口が開いてマバタキ止まってました。
写真二)ナイトゴンドラが中止になってしまった日は、なんとエスカルプラザで無料公開だったのです!
---
撮影地:長野県北安曇郡白馬村 白馬五竜
撮影日:平成二十九年八月十三日、十五日
---
長野県白馬村、白馬五竜エスカルプラザでの写真展を行っています。
私が会場に在場するときは、ブログでお知らせいたします。
期間中は、打ち合わせやお約束のご来客などで会場を留守にする場合があります。
会場付近で私が見当たらない場合は、エスカルプラザ、フロントスタッフにおたずねください。
遠見尾根、五竜岳で撮影した写真を、全倍からA0判の印画紙作品で展示いたしております。
作品の購入については、会場スタッフにお尋ね頂くか、HPやブログのメールフォームからお問い合わせください。
今年は五竜岳遠見尾根の撮影をはじめて二十一年、写真展は十六年目となります。
重金一正写真展「五竜岳・遠見尾根」
期日:平成二十九年六月二十四日~十月末
時間:8時30分~16時30分
場所:白馬五竜スキー場 エスカルプラザ
長野県北安曇郡白馬村神城 22184-10
TEL 0261-75-2101
たまにはお仕事の紹介。
長野県白馬村、白馬五竜テレキャビンの降車場にされるポスターに私の作品を使用していただいています。
アルプス平から小遠見山までのトレッキングコースで撮影した、五竜岳の春夏秋冬の作品で構成されています。
このポスターはこの場所に掲示されるためだけに作られた一枚です。
私が行ったときは、このポスターを担当された方がライトアップまで用意していて驚きました。
ポスターなのに(^_^;)
少し、デザインを変えるような話をされていたような記憶もあるので、もしかするとデザインは少し変わっているかもしれません。
撮影地:長野県北安曇郡白馬村 白馬五竜 アルプス平
撮影日:平成二十九年六月二十五日
平成28年10月9日、雨の中、白馬五竜高山植物園、アルプス平付近を散策しながら撮影をしました。
ナナカマドの紅葉は、ほとんどの葉が散っていて終わっていました。赤い実だけが総生りに残っています。
このナナカマドの実、前に一度口にしたことがあるのですが、渋いというか苦いというか、はっきり言って不味いです。
加熱処理することで食べられるそうですが、それでも遠慮したいかも…(^_^;)
中の種子はアルカロイドが含まれていて有毒だそうです。
※写真はクリックまたはタップすると少しだけ拡大表示できます。
時折、ゴーという嫌な音とともに強風が吹き、日が出たかと思うとザーッと雨が降ってきたりで荒れた天候模様でした。
樹々は強風で揺れまくり、なかなか思うように撮ることができず。
ナナカマドの実に付く滴を被写体に・・・と思へど、ひと風強風が吹けばどこかに飛んでいってしまいます。
今年は撮影に来るたびに悪天候ばかりでなかなか作品が撮れていないのです。
今回はビショビショ雨でもゴーゴー風でも平然とニコニコ撮影のつもりで…。
撮影地:長野県北安曇郡白馬村神城 白馬五竜高山植物園、アルプス平
撮影日:平成二十八年十月八日
平成二十八年九月十日から十三日まで写真展での最終のご案内と撤収作業に合わせ白馬五竜に滞在していました。
前もっての天候予報で天候は良くない事はわかっていましたが、もともと雨男ですから、諦めずに撮影準備はしていきます。
九月十一日、日没を迎えたアルプス平ではやはり雲だらけ。
ですが、時折見せる五竜岳の姿に撮影機会が得られることを祈りつつ・・・
太陽は雲の周りにできる彩雲、雲によって乱れた荒々しい「光環」を伴って降りてゆきました。
雲の形状から環のようにはなっていないのですが、一様の薄い雲ならば綺麗な輪になっていたかもしれませんね。
五竜岳G0峰あたりに沈んだ太陽の光は、大黒岳の周囲から光が漏れて水平に近い光線を放っていました。
光の向きによって薄明光線、その反対を反薄明光線と呼びますが、水平の場合はどちらになるのだろうか???
撮影地:遠見尾根、アルプス平(長野県北安曇郡白馬村神城)
撮影日:平成二十八年九月十一日