上田紬、小岩井紬工房へ訪問。
工房の柔らかな光に織機に張られた経糸(たていと)の生糸は美しくて見とれるばかり。
この美しさは写真では絶対に!表現しきれない。それほど美しいのです。
経糸に織られてゆく緯糸。
色の合成とは違った表情の豊かさが面白いです。
令和元年五月二十三日
東京都港区赤坂 伝統工芸 青山スクエアで開催されていた「上田紬 小岩井紬工房展」を見に行ってきました。
—
撮影地:東京都港区 伝統工芸 青山スクエア
撮影日:令和一年五月二十三日
—
令和元年五月二十三日
東京都港区赤坂 伝統工芸 青山スクエアで開催されていた「上田紬 小岩井紬工房展」を見に行ってきました。
縮緬紬、お召です。
紬感のある縮緬、この織りはとても綺麗です。
何と言ってもりんご染め。
これを見ずして何とする…
薄い色の地色に濃い色を使って花織模様が付けられていて、近くに寄ってみると、りんごの実に蜜が入ってるように見えます。
ん?なんだかりんごの香りが???
—
撮影地:東京都港区 伝統工芸 青山スクエア
撮影日:令和一年五月二十三日
—
平成三十年八月二十五日
伝統工芸 青山スクエア「企画展 和くらし大好き! 集まれ女匠衆 第2部」の上田紬、小岩井工房の小岩井カリナさんの展示を見に行ってきました。
小岩井カリナさんご本人も在廊されていまして、お話を聞くことができました。
写真に、ちゃんとご本人も入れて(顔は出ないようにして)写しています。どこに写っているかわかりますか~?
左側に気になっていたお召しのストール。
冬のマフラー代わりにと思いますが、さすがお召しです😅。
—–
男物の単衣の角帯。
気に入ったのが2本あったのですが、陰影をつけたような市松柄で立体感があります。
この色良いなぁ~…。
—–
女性ものの、八寸帯です。
離れて見て、近づいてゆくほどのに織り、柄の面白さ、色使いが見えてきますね。
写真もそうですが、色というのは無限な気がします。だから奥が深く楽しい。
人が幅広く明るさと色を認識できることは大変に幸せな事。
—–
小物がたくさんあります。
中には黄色と黒のハンチングと角帯と財布と・・・〇〇ファン着物で応援仕様😲
この引き出しを利用した展示、いいですね~。
棚の上からの視線移動もしやすいですし、個々の商品が引き立ちます。人によってはしゃがんで手に取られてゆっくり見ることにもなります。
とても展示方法の勉強になりました。
—–
男物の角帯を見せて頂こうと・・・。
小岩井カリナさんの手先二本が今回気に入った色柄の角帯。
在場されていた小岩井カリナさん、明るい涼しげな青に縞のお召し。とても素敵な御姿でした。
お会いする度、お話をお聞きするたび、ますます上田紬が好きになります。
—–
平成三十年八月二十五日
伝統工芸 青山スクエア「企画展 和くらし大好き! 集まれ女匠衆 第2部」にて
平成三十年六月五日、埼玉県所沢市北野南の養蚕農家へ行って参りました。
現在、所沢市の養蚕農家はここ一軒だけ。
ありがたいご縁で、見学させていただくことができました。
写真一)営繭(えいけん)の部屋
お蚕さまが取り付いた蔟がたくさん吊ってあります。
上に行きたがる習性をもつお蚕さま。
蔟を登って上へ上へ…。
写真二)
みんな上に上がるとバランスが崩れて吊ってある蔟がくるっと回ります。
下になってしまったお蚕さまは、また上へ上へ。。。
そうこうしてるうちに、適当な時に営繭がはじまり、いつのまにかバランスが取れているそうです。
写真三)営繭中の繭
写真四)出来上がった繭
営繭を始めてから10日程度で完成とのことです。
とても細い糸で綺麗な繭ですね~。
ここから糸を取り出すのかと思うと、どこが最初?
糸の始まりはどこなんだろう???
—–
撮影地:埼玉県所沢市北野南
撮影日:平成三十年六月五日
—–
平成三十年六月五日、埼玉県所沢市北野南の養蚕農家へ行って参りました。
現在、所沢市の養蚕農家はここ一軒だけ。
ありがたいご縁で、見せていただくことができました。
写真一)桑の葉をちょっとだけお食事中のお蚕さま
繭を作り始める直前で、すでにほとんど食べません。
写真二)桑の葉を食べて育つ部屋ですが、そろそろ食べ終わり。お蚕さまを集めて、繭を作る(営繭・えいけん)部屋に移動する準備をしていました。
写真三)集められたお蚕さま
写真四)営繭を始めます。
繭を作る(営繭・えいけん)部屋で、蔟(まぶし)と呼ばれる枠にお蚕さまを放します。
お蚕様は上へ登る習性があるそうで、その習性を利用して蔟(まぶし) と呼ばれる枠に登らせます。
写真五)蔟(まぶし)を登るお蚕さま
そういえば、なぜか上を向きたがっています。
イナバウアーが上手です!
つづく・・・
—–
撮影地:埼玉県所沢市北野南
撮影日:平成三十年六月五日
—–