昨年の仕事ですが、長野県上田市のインバウンド向け観光パンフの表紙に写真を使っていただきました。
写真は上田紬の小岩井紬工房さんのりんご染めの反物です。
小岩井さんのりんご染めはとても美しく、美味しそうな色で、絹の光沢や光の加減と相まって表現される美しさには見ているだけでうっとり。心が落ち着きます。
今回のパンフを手にした瞬間、正直、印刷の色の悪さには驚きましたが、この手の印刷物の発色は致し方ないところです。
昨年の仕事ですが、長野県上田市のインバウンド向け観光パンフの表紙に写真を使っていただきました。
写真は上田紬の小岩井紬工房さんのりんご染めの反物です。
小岩井さんのりんご染めはとても美しく、美味しそうな色で、絹の光沢や光の加減と相まって表現される美しさには見ているだけでうっとり。心が落ち着きます。
今回のパンフを手にした瞬間、正直、印刷の色の悪さには驚きましたが、この手の印刷物の発色は致し方ないところです。
令和二年八月二十二日
東京都、新宿区落合(最寄駅・中井)の染元、二葉苑さんへ。
たまに遊びに立ち寄るお気に入りの染元さんですが、今回は「浴衣でインスタ写真&小さな花火大会」として反物の外展示。
反物で撮影スポット作ったとのことでふらりと・・・
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藍のお茶
藍のお茶です。
クセのあまり強くない爽やかなハーブティと言った感じで、好きなお味でした。
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綿麻を浴衣な感じに。写真を撮っていただきました。
男着物の方がもう一人来られて。
夕方、良い風が窓から入って、すっかりくつろいでしまいました。
楽しかったなぁ~
9月は5日、6日、12日、13日も行うそうです。
少し涼しくなって気持ち良いかも。
また行きます。
私の着物の整理の仕方。
比較的着るもの、着る可能性のあるものは、たとうしの手前を着物の下に折り込んで色柄が見えるようにしています。
手前の紐を結んでも良いのですが、結ばずにクローゼットの棚に収納しています。
こうして色柄が横から見えるようにしておくと、わかりやすいのです。
直しが必要な物や、明らかに年単位で着ないもの、着られないものは、桐の着物用の衣装箱へ収納しています。
桐の箪笥は持っていません(欲しいけど…)
令和二年三月五日
新宿プリンスホテルで行われていた二葉苑さんの染色体験。
会場は、なんとホテル内のパーティースペース・ガーネット。
素敵な回廊をくぐり、扉の先では反物がお出迎え。
なんという素敵な空間、お洒落すぎる😆
会場の雰囲気と展示されていた着物の共演も見事でした。
二葉苑さんの公式で発信されていた内容から、これは間違いなく見ておくべき!と確信。私は染の体験は行っていないのですが、仕事の帰りに立ち寄って見学、撮影させていただきました。
令和二年一月十三日 成人の日。
穏やかな晴れの日となりました。
成人式を迎えられた方々、おめでとうございます。
所沢市、小手指スタジオで成人式を迎えられた方々の撮影を行いました。
成人を迎えたかた、またはこれから迎えられる方、成人式の日以外でも撮影の予約を承っております。
小手指スタジオ
埼玉県所沢市上新井4-79-12
04-2925-3752
ご予約の時は「しげかねのホームページを見た」とお伝えください。
本榊の実を使って榊染めをしました。
本榊の実は11月に収穫したものを今まで冷凍保存しておいたものです。
生地は、正絹の紬、白生地を使いました。あらかじめ糊を落としてあります。
榊の実を木綿の袋に入れ、煮ながら袋を押して実を潰しました。
色がしっかり出たところで袋を取り出し染液とします。
火を止めて少し温度が下がったところで正絹の白生地を漬けて染めます。
一定の温度に維持しつつ、生地を揺らしながら、30分ほど染めました。
ぬるま湯で洗って脱水(絞らない)後、媒染へ・・・
ミョウバン液を使っての媒染。
媒染中は色が変化してゆき、途中で綺麗な紫色となりましたがそれを通り越して青系へ変わってゆきました。
最後に洗ってみると、落ち着きのある綺麗な水色になりました!
※ホワイトバランスを取って撮影しています。
令和一年十二月十八日 午前中は上田市内のデザイン・編集の会社との打ち合わせ。
午後からは念願だった上田紬の小岩井紬工房さんへ見学に行きました。
北国街道に面し、周囲には時代を感じさせる建物が立ち並びます。
立派な門構えの工房です。
以前から写真やお話を聞いていて、どうしても見に来たい工房だったのです。
ついに来た!嬉しさがこみ上げてきます。
工房に入ってすぐに糸を染める部屋がありました。
外の光が入ってきやすそうで、色を見るには良さそうでした。
写真は撮ってません。
その先の奥の部屋には織りをするための機織り機、整経台、糸繰り機などが並んでいました。
まずは引きで撮影した写真です。
建物は明治期の建築だそうです。
機織り機は7~8台あったと思います。
まるで時代劇か撮影セットのようですが、ここは、今まで、今でも、これからも反物を生産し続けている工房。
人の力ではない動力といえば、糸繰り機の小さく単純なモーターくらいなもの。
ここで経糸1200本を整えるそうです。
経糸は生糸で、とても綺麗な色調で張られていました。
1200本の糸を張る…。長さは着尺(三丈五尺程度・13m)。
色や張り具合など細かい事が多いはずだと思うのですが、一本一本、意匠にあわせて…。
とんでもなく気が遠くなる作業としか想像できないです。Σ(゚∀゚ノ)ノひえ~
つづく・・・