レンズイジリ

20年近く前、35mm銀塩カメラの「PENTAX LX」を購入した時に同時購入した「PENTAX A50mm F1.4」です。
このレンズ、LXを使っていたころは気に入っていて、山はもちろんのこと、その他あらゆる撮影に使っていました。

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その後、デジタル一眼を導入し料理の撮影でこのレンズを使ったところ、ほとんどのカットにセンターゴーストが・・・
白い皿やバックが白系だと、レンズと撮像素子間反射のゴーストが画面中央に丸く出ることが判明。

ゴーストが出にくい場面でたまに使用したりしていましたが、今度は露出が0.7ほどアンダー。

メーカーで見てもらったところ、やはり0.7アンダーであることがわかり、さらに調整も修理も不可能であると。

つまり・・・「ジャンク」
防湿庫の肥やしに。

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つい最近になって、露出補正しながら使ってみたのですが、何気なく、絞りの連動ピンに指がかかった時に思いついたのです。

どうせジャンクなら・・・
このピンをちょっと傾けてみたら・・・

やってみました。
ラジオペンチでグイっと。

なんと、露出がほぼ適正が出るようになって直っちゃいました(笑

改造行為は自己責任です。よいこはまねしないように。