給湯器のメンテナンス

我が家の給湯器、昨年、引っ越してきた直後に、軽くメンテナンスして少し良くなったのですが、その後も不安定で最近は着火率が5~10%程度でした。

業者の人にも見てもらいましたが、カバー開けて、ちょろっと指で触れて・・・
「これ、もう交換したほうが良いですよ」と・・・

交換するのにどのくらいかかるのか聞いたら、60万円!

どうせダメなら自分でやれるだけやってみる!
というわけで、カバーの裏に図面があったのでじっくり読む。
分野は違いますが、元々技術屋なので図面見るのは楽しいです。

少々寒いですが風が無いので、今日、決行。

まず、給湯器の電源をOFF。
ガスのメーター近くのバルブを締めます。
給湯器のガス詮、水道の詮も締めます。

カバーを開けて分解。部品がわからなくならないように図面と部品に鉛筆で同じ記号を入れながら丁寧に分解していきます。

c20100123001.jpg

燃焼部を引き出して、掃除機でカス、ホコリを吸い取り。
火が点く部分に目詰まりしている部分が何箇所もあったので、掃除機にブラシノズルを付けて掃除。
燃焼部を引き出すのにガスが供給される部品を外しているのでその管や、ガスの噴出し穴も掃除機で掃除しました。

次に、着火させる時に火花を飛ばすイグナイタのメンテナンス。
着火が不安定なのはこのイグナイタが原因ではないかと思ってました。

c20100123004.jpg

イグナイタの先端(曲がった丸棒)と、受けのアース側(L型の金属板)を金属ブラシ、ヤスリで磨き、イグナイタ元の白い碍子部分を綿棒で清掃。

それと、受けのアース板を少しイグナイタ側に寄せました。

あとは部品を元通りに組んで、テスト。
もちろんビスが余るなんてことはありませんよ(笑

ガスの詮、水道の詮を開けて・・・
給湯器の電源をON

蛇口を給湯側にして蛇口のレバーをグイっと・・・

キタ━━━(゚∇゚)━━━ !!!!!

一発で着火!
着火までインジケーター表示で2~3秒。
その後、何度繰り返しても着火率100%。

これで、今までのようにお湯を出す為(着火させるために)に蛇口のレバーを何度も開閉させる必要がなくなります。

これで、食器洗いが楽になる。
これで、お風呂の自動湯張りができるようになる。
これで、シャワーが使えるようになる。

さー、お風呂入ろーっと!!!

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撮影機材
PENTAX Optio A30