コウサク

先日、清掃していたレンズは『Meyer-Optik Gorlitz Telemegor 5.5/180』。
ところが、このレンズ、マウント部がテーパー状になっていて、PENTAX純正の『マウントアダプターK』を使ってPENTAXのボディに取り付けようとしても、フランジ部分の幅がせまい為に、アダプターのロックスプリング部分のキリカキ部分に隙間ができてしまって、外光が入り込んでしまいます。

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『Meyer-Optik Gorlitz Telemegor 5.5/180』のマウント部

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アダプターのロックピン部分のキリカキ

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「PENTAX LX」 にマウントアダプターKを使って取り付けたところ

また、ボディのフランジにレンズマウントが密着しない為にガタもありこのままでは使えない。

ところが、このテーパー部分はデザインカバーみたいなもので、簡単にはずせるんです。
そこで、「テーパーじゃない・・・」リングを自作する事にしました。
っで、作ったのがこれ↓
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夜になってから、ウィーンウィーン(モーター音)、シァーシァー(切削音)とアルミ材を旋盤で切削加工。
精度は厚さで8.09±0.01以内になっている。

取り付けてみるとこんな感じ↓
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マウントアダプターKのロックスプリングははずしてしまいました。
今回作ったリングにロックピンが掛かる部分を追加工すれば完璧です!

さっそく、LXに取り付けてみると・・・
20061107005_1.jpg

ガタも無く、もちろん外光の入り込みも無し。
これで、やっとテスト撮影ができるようになります。

ふ~...