しとしとと雨が降るある日の夜、二階の寝室で布団に入った所、どこからか「タッ・・・タッ・・・タッ・・・」10秒おきくらいの一定間隔でずっと続きます。
「こ・・・怖い・・・」
「足音か?」
しかし音が大きくなるわけでも無く、ずっと続くものの眠気が勝ってそのまま熟睡。
それから数日何もなかったのですが、また雨が降るジメジメした夜に、どこからか「タッ・・・タッ・・・タッ・・・」と。
起き上がって家中を歩き回って音の発生源探し。
やがて屋根裏に行き着きました。
げっ!雨漏りかよー!!!
っというわけで、屋根職人さんに修理をお願いしました。
私もカメラ持って屋根に上がってみました。
特に破損しているわけではなく、長年かかって隙間に入り込んだ土埃などによって毛細管現象で雨水が吸いあがってしまっているようです。
濡らしたプラスチックの下敷きを二枚重ねると、合わせ目にいつまでも水分が残って水が切れないのと同じですね。
そして、屋根の内側に水を吸いやすい土埃があると水を吸って雨漏りとなってしまうようです。
コロニアルという屋根ですが、よくある現象のようです。
対策として水の切れやすい形状にカット、合わせ目にトタン板を挟み込んで毛細管現象を防ぐとのことです。
修繕後にまだ雨が降ってないのですが、直っていることを願うばかりです。
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毛細管現象とか、浸透膜って、いたるところにあって、しかもバカにできないですね。
うまく使えば巨大な装置なしにいろんなことができる…でもありますが。