先日、清掃していたレンズは『Meyer-Optik Gorlitz Telemegor 5.5/180』。
ところが、このレンズ、マウント部がテーパー状になっていて、PENTAX純正の『マウントアダプターK』を使ってPENTAXのボディに取り付けようとしても、フランジ部分の幅がせまい為に、アダプターのロックスプリング部分のキリカキ部分に隙間ができてしまって、外光が入り込んでしまいます。
『Meyer-Optik Gorlitz Telemegor 5.5/180』のマウント部
「PENTAX LX」 にマウントアダプターKを使って取り付けたところ
また、ボディのフランジにレンズマウントが密着しない為にガタもありこのままでは使えない。
ところが、このテーパー部分はデザインカバーみたいなもので、簡単にはずせるんです。
そこで、「テーパーじゃない・・・」リングを自作する事にしました。
っで、作ったのがこれ↓
夜になってから、ウィーンウィーン(モーター音)、シァーシァー(切削音)とアルミ材を旋盤で切削加工。
精度は厚さで8.09±0.01以内になっている。
マウントアダプターKのロックスプリングははずしてしまいました。
今回作ったリングにロックピンが掛かる部分を追加工すれば完璧です!
ガタも無く、もちろん外光の入り込みも無し。
これで、やっとテスト撮影ができるようになります。
ふ~...
—
すごい精度!
しかも、ご自宅で旋盤加工できるなんて!
ボール盤があるんですか?
う〜ん。さすが!!
プロのお仕事には、こんな陰の努力が有るのですね☆
なかなか>>器用ですなー!!
びっくり びっくり
もしかして、そちら方面のプロ??
◆ジュンイチさん
自宅ではないですが、使える環境ではあります。
ボール盤も、旋盤も、フライス盤も、CAMも使えます。
◆ロコママさん
努力と言うより、楽しんでます。
できた時の達成感は良いですね。これで作品が撮れれば言うことないんですがねぇ~...
◆ウッチーさん
今度、お話します。