アルプス平の標高1500mから地蔵の頭周辺の1600m付近は白馬五竜高山植物園が広がり遊歩道が整備されています。
高山植物園の花々と同時に人の手が入っていない自然林の縁地の様子をスニーカーで楽しむことができます。
写真1)湿地帯の中に大きな岩で散策道が組まれている場所があります。
滑らないように左膝の動きに注意しながら岩道を歩いてゆきまして撮影。しかしこの撮影中に叩きつけるような大雨が降ってきまして、近くのリフトの駅の台の下に一時退避することに。
写真2)足元の紅葉
ちょっと葉先が傷んでしまってるのが残念なのですが、可愛いので撮ってみました。
写真3)霧の時にも撮ったミネカエデですが…
霧が晴れると雨濡れと相まってそれなりに鮮やかです。
写真4)ブナの横葉
高山植物園周囲は山地帯から亜高山にかけての植物で囲まれています。
写真5)ウラジロナナカマド
葉の裏が白いのでウラジロナナカマドと思いますが、葉が残っていました。
色付き悪く日差しもなくです。抑え気味に静かな雰囲気に…。
万葉集から…
十月 鍾礼尓相有 黄葉乃 吹者将落 風之随
かむなづき 時雨にあへる 黄葉の 吹かば散りなむ 風のまにまに
作者:大伴池主
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撮影地:長野県北安曇郡白馬村神城 白馬五竜高山植物園、アルプス平
撮影日:平成二十八年十月九日、十日、十一日