秋の白馬五竜での撮影行の続き。
今年は撮影に来るたびに悪天候ばかりでしたので、今回は「ビショビショ雨でもゴーゴー風でもニコニコ撮影を」ということで。
写真1)白い世界へ・・・雪じゃないよ霧だよ
アルプス平へ向かう、白馬五竜テレキャビンから。
前の支柱が見えてないです。この先はどこへ繋がっている???的な画。
写真2)ミネカエデの紅葉
霧に包まれて葉が濡れ、柔らかな雰囲気になります。
霧は少しずつ流れていまして、上空は時折太陽の位置がわかるほどであることから、山に纏った霧なのでしょう。
霧の動きを見つつ霧に霞む太陽からの照度を見ながら撮影します。
写真3)ブナとミネカエデの黄葉
こちらも霧の動きと見え隠れする霞んだ太陽からの照度を見ながらの撮影。
黄色く黄葉しているのはほとんどがミネカエデで、ブナは緑色から黄緑色が多く黄葉し始めた程度です。
岳樺が多い遠見尾根に長年通っているせいでしょうか、どうしても美しい黄色を求めたくなってしまいます。
写真4)霧の中のフジアザミ
白馬五竜高山植物園のフジアザミですが、見頃でもありつつちょっと過ぎくらいでした。秋に入って花が減ってゆく時期ですが、霧の中に大柄な花は堂々とした貫禄でした。
今年は、例年なら赤く紅葉する樹々が黄色までで枯れて散ってしまう事が多いようです。
秋に入って長雨が続き日照が少ないためだと思いますが、太陽の恵み、影響はそれだけ大きいことを実感します。
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撮影地:長野県北安曇郡白馬村神城 白馬五竜高山植物園、アルプス平
撮影日:平成二十八年十月九日、十日