2013年4月14日、松本市の「旧開智学校校舎」を見学して来ました。
明治9年建立後、昭和37年まで小学校として使用され、その後、松本市立博物館分館として現在の場所へ移築、手入れされ、140年以上経つ現在でも美しい白亜の校舎を見ることができます。
東京都内や横浜などで洋館はいくつも見ていますが、それらの洋館と違うのは、ここが外交官が住んだ邸宅でも、お金持ちの大人がパーティを行うような場所でもなく、庶民の子どもたちが通った小学校だったということ。
この校舎は昭和38年まで、90年間使われたそうです。今のコンクリートの校舎が90年も使えるだろうか・・・。
館内では当時の教材や記録の展示が充実しています。
今に比べ、道徳教育に力が入っていたのではないかと思ったりもしました。
日本人らしさ、日本人の良さ・・・いろいろ考えさせられる場所でした。