レンズのお掃除

今日は最近購入した古~いレンズを、分解して清掃。

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カビの発生痕があるので、もう少し綺麗にならないかとトライしてみたが、さほど綺麗にはならず。
絞りの羽も一枚一枚バラバラに分解して超音波洗浄機で洗浄。
分解する時に羽で指を切ってしまった。

レンズは2つにユニット化されていて、鏡胴本体の作りはシンプルな機構。
しかし、アイリス絞りの組み立てではまる事に。
ピンセットで一枚ずつ慎重に位置合わせしていくわけですが、低スタッド側は簡単、しかし高スタッドを制御リングの溝に入れていくのは15枚もあると大変!
何度も「枚数減らしちゃおうか???」って思ったのですが、減らすと変な形になっちゃうからへらすわけにもいかないんだけどね。
バラすのは簡単だったのにぃ...

まぁ、なんとか組みあがって美しい円形絞りが完成!

壊さなくてよかったぁ~。

コメント (1件)

  1. 指、確かに切れそうです。
    大丈夫ですか~。
    これぞ15枚絞り!
    本ッ当に美しい真円ですね。
    つい、ライフリングを連想してしまいます…。

  2. カメラをバラスには特殊工具なんかは
    必要になりますかね?
    亡父の使用していた古いカメラも
    シャッターがきれなくなってしまったので
    試しにバラシてみようかと・・・!
    細かい作業はどうしても素手でやると
    思いますがニトリル手袋を使用してみたら
    いかが?指にピタッとしますんでよいかと

  3. 【管理人】しげかね

    ◆ジュンイチさん
    少ない枚数で、羽の形状を工夫する事で真円に近づけたレンズはたくさんありますが、多枚数による真円には機械としての加工美を感じてしまいます。
    ライフリングとは、これはまたジュンイチさんらしい幅の広い連想ですね。
    私は波動砲の砲口を思い出してました。
    ◆ごえもんさん
    カメラボディの場合はどこまでバラすかにもよると思います。
    マイクロドライバーだけでもかなりバラバラにできると思いますよ。
    レンズの場合はカニ目ドライバーなどの専用治具が必要だったりする場合があります。
    ニトリルは毛羽立ちがなくてカメラ機器を扱うには良い手袋ですよね。
    ニトリルは手元にもあるのですが、今回は別の手袋を使っていて、レンズをはずし終わって羽の部分を触れる時はその手袋もはずしていました。
    ニトリルを知っているって事は、ごえもんさんは技術系ですか?

  4. いやーニトリルは既にお使いだったんですね。
    この手袋のおかげで手が汚れなくなりましたよ。特にこれからの季節なんかはもってこいです。二トリルを使ってなかった頃は人間の手じゃありませんでしたから・・・!今日も仕事でこれが活躍しました。

  5. へ〜!!ボタン連打(笑)
    レンズってこんな風になっているンだ・・・。

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