12月18日 南八ヶ岳山行~その③

結局、隣の人のいびきで、ほとんど眠れないまま朝を迎えました。
食堂でなんてことはない食事を済ませ、部屋に戻り身支度を・・・と言いたいところですが、
ねむいよ~
なぜか布団の中に直行。
オイオイ、朝の撮影いいのかぁ!←外野からそんな声が飛んできそうです。
良いんです。
外は予報どおり吹雪いてますから~
おやすみなさ~い 。(_ _)…zzzZZZ
で、7時半まで休んだあと、ごそごそと準備。
8時、気温-17℃、12月にこの標高としては寒いほうかな。
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PENTAX *istD / FA★28-70mm F2.8 AL
さて、予定通り中山展望台へ向けて出発です。
気温が低い為、キュッキュッと雪が心地よい音をたてます。
20分程度歩いたところで、同行のH・Tさんが足のつま先が冷えてしまっているとの訴え。どうやら、靴に雪が入ってしまって濡れによって冷えてしまっているらしい。
その場で、換えの靴下に履き替えてもらう。
冬山では、些細なトラブルでも放っておくと命取りになりかねない。こまめな状況把握と判断が大事である。
中山乗越から中山展望台までの道はトレースがなく新雪を行くことに。
ラッセルか!って思ってワクワクしたのですが、足を踏み入れてみると、ひざ下程度。たいしたこと無かったです。
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PENTAX *istD / FA★28-70mm F2.8 AL
ちょっとした急登を登り、いよいよ頂上です。
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【中山展望台】PENTAX *istD / FA★28-70mm F2.8 AL
静かでした。風もそれほどでもありません。ただ、とにかく何も見えません。
それでもH・Tさんは嬉しそう。
数枚撮影した後、そろそろ降りようか・・・
気分の良い私は稜線に向けて奇声を一発!
エホォ~~~!!!
あれ?晴れてきた?
雲が騒ぎ稜線が見え始めてきたのです。
下山し始めていた、H・Tさんを呼び戻し撮影。
稜線がガスに隠れてしまったところで撮影終了。下山を始めます。
ところが、下山途中で、再び稜線が見え始め、青空も。
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【雲騒ぐ横岳西壁】PENTAX *istD / FA★28-70mm F2.8 AL
(この写真はクリックで大きくなります)
左側の岩峰が『大同心』、中央右側が『小同心』です。それぞれの岩峰上部に光が差したところを狙って撮影。
雲の流れが速く、稜線が風を切る音を聞きながらの撮影でした。
もうすこしつづく・・・

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