ゆっくりと撮影しながら、15時半過ぎに赤岳鉱泉に到着。
登山道では数パーティしか会っていないのに、小屋の周辺にはウヨウヨ人がいます。
そういえば、ホームグラウンドである五竜岳に建つ五竜山荘以外の山小屋に泊まるのは数年ぶり。普段は夏であろうと冬であろうと、徹底してテント、またはツェルトビバークを貫いていたので。
【赤岳鉱泉の食堂】PENTAX *istD/smc.P.FA 20-35mm F4 AL
外は冷凍庫のような寒さでも小屋の中は意外と暖かいです。ジェットエンジンのような形をしたストーブが『ドー!』っという音を出しながら所々においてあります。
驚いたのが、トイレ。便座ヒーター付き水洗トイレになっていました。数年前に来た時はなかったので改築したのでしょう。
雪山では、外気にお尻をさらしながら用を足すことがあたりまえになっている私にはまるで天国、これはありがたいです。
トイレの写真も撮っておこうかと思ったのですが、さすがにそれはやめました。
ちなみに、ほとんどの山小屋では使った紙は手元のゴミ箱に捨てるようにしています。山では紙は自然に分解できないため、紙だけは別に下界へ降ろすか、燃やします。
トイレの話の後でなんなんですが・・・
【赤岳鉱泉の夕食】PENTAX *istD/smc.P.FA 20-35mm F4 AL
本日の夕食です。メインディッシュはビーフシチュー、スープはクリームシチュー。変な組み合わせのような気もしますが...
ご飯とスープはおかわり自由です。写真には写っていませんが、デザートにフルーツがついていました。
美味しかったですし、ボリュームもあっておなかいっぱいになりました。
私の場合、テント泊では味噌汁にお餅を2~3個入れるか、アルファー米に缶詰と味噌汁程度の食事ですから、これだけの食事が山でできるというのは、とても嬉しいことなんですよ。
夜は、9時消灯です。しかし・・・
隣の人のいびきがひどくてほとんど眠れませんでした。
食事で喜んでいただけに、これにはがっかり。
やっぱり山小屋よりテントのほうがいいなぁ。
眠れない私にも容赦なく朝は来てしまうわけで・・・
つづく・・・